屋上緑化という言葉もずいぶんと一般的になってきた・・・近年よく使われるのが「セダム類」。セダム類は乾燥した岩場などに生えるベンケイソウの仲間、その生息環境と屋上の環境が似ていることから屋上緑化には有効だという。しかしいくら環境が似ているからと言って日本全国どこでも使用するのは疑問を感じる。今回の計画地(滋賀県)=近江兄弟社学園新武道場の屋根部の緑化は、地場産材のヨシ(もしくはヨシズ)とノバラ、チガヤ、ハマヒルガオ、ナデシコ類、カワラハハコなどの地域在来種を使用した。写真はそれらの植物を植え込んだプランター、これを屋上に並べる。(施行:近江花勝造園)【2010/05/14】
2010/05/15
屋上緑化と地域在来種
屋上緑化という言葉もずいぶんと一般的になってきた・・・近年よく使われるのが「セダム類」。セダム類は乾燥した岩場などに生えるベンケイソウの仲間、その生息環境と屋上の環境が似ていることから屋上緑化には有効だという。しかしいくら環境が似ているからと言って日本全国どこでも使用するのは疑問を感じる。今回の計画地(滋賀県)=近江兄弟社学園新武道場の屋根部の緑化は、地場産材のヨシ(もしくはヨシズ)とノバラ、チガヤ、ハマヒルガオ、ナデシコ類、カワラハハコなどの地域在来種を使用した。写真はそれらの植物を植え込んだプランター、これを屋上に並べる。(施行:近江花勝造園)【2010/05/14】
2010/05/09
長野・善光寺花回廊2010 番外編/店番
会期中の中日に山野草を中心に販売する中央植物園の店番を一日引き受ける。店に立って草苗を求めるお客さんの動きを観察していると、本気で買うか否か・・・なんとなく判ってくる。本気の買い手は、すぐには手を出さず、じっくり品定め。いけないのは、「あっ、かわいい!」って言ってすぐに手に取り、さんざん持ち歩いた後、気がさめたかのように適当なところに戻して出て行く人。(ユニクロの店じゃないんだから!)この手は若い女性とカップルに多かった。印象的なお客さんがいた、ゆっくりと植物を眺め「おおっ!?」と小さく一言。そして迷うことなく沢山の中から2株を手に取る。気持ちの良いお買い上げ、実に2株で7000円である。一般的な種類ではないのでけっして高くはないが、たかが草と言ってしまえば安くはない。そこで一日店主よりアドバイス、誰も教えてはくれないが、株選びの作法があるとすれば「1)株・苗選びはゆっくりと、2)株・苗をやたらといじらない、3)選んだ株・苗はむやみに持ち歩かない、4)買う時は素早く、5)そして知ったかぶりはいけません、判らない時は尋ねましょう。」買う側(お客)の動きで売り手の気持ちも変わるというものである。手前のテーブルの本は、近くの渡辺書店のご主人のご好意で置かせていただいた。残念ながらこちらは売れずじまい。【2010/05/03】2010/04/15
長野・善光寺花回廊2010
2010/04/14
庭を旅する/第六歩 善光寺西之門★★★☆☆

善光寺にほど近い場所に魅力的な施設を見つけた。この「善光寺外苑西之門」は、吟醸生酒と善光寺みその 醸造元で善光寺境内に隣接する清酒工場を核とする複合観光施設。 施設は明治、大正、昭和初期までの七棟と平成七年新築の工場棟と飲食棟と、これらに囲まれたレンガ敷の中庭により構成されている。中庭の広場は、その傾斜地形を小段でうまく活かしている。広場周りに桜が樹冠を覆い、アーチはツルバラが這っている・・・が残念にも広場に置かれている草花鉢は全部パンジーの単植、さらには植木鉢は全部プラスチック。これが素焼きテラコッタ鉢の寄植えならばもっと魅力的な場所になるはず。【2010/04/11】場所:長野市善光寺西之門町941
2010/04/13
オープンガーデン オブ 信州/イエローブック
「オープンガーデン」という言葉・行為がある。これは英国で1920年代、庭園をもつ人々がそれぞれの庭を一般に開放し、社会貢献しようというムーブメントから始まった。そして現在ではイギリ全土3500箇所以上でオープンガーデン活動がされている。そのガイドブックは「イエローブック」と称して毎年3月に発行され、駅のキオスクでも簡単に入手できる。現在、日本でもそのオープンガーデン活動が行われつつある。そんなオープンガーデン活動団体の1つ「オープンガーデン オブ 信州(OGS)」の春の総会(4月11日)で庭についての話をする機会を頂いた。今回、僕が選んだテーマは「庭にはイノチの風が吹く」。話の前半は「庭への日頃の思い」、後半は「庭を旅する=イギリスの庭」の話をした。ちょうど前々日にニュースで小学生の体力低下の話題があがっていた。その原因として「子どもが遊ばなくなった」からだそうだ。対処として「授業の前に遊びの時間を導入する」とあった。ああっ、どうしてこんな馬鹿なこと考えるのかなとあきれた。なぜなら、小学校で国語、算数、理科、社会・・・そんなことを教える前に教えないといけないことがある。それは本当の遊び、生きるための知恵。
遊びの基本は「自分の責任で自由に遊ぶ」、そしてその展開として例えば・・・土を掘る(盛る)、水を汲む(撒く)、木に登る(降りる)、ひもを結ぶ(ほどく)、物を切る(直す)、火をつける(消す)、育てる(殺す・枯らす)がある。 (これこそが遊びだ。遊びに体力増進なんて目的をつけるのはメタボな脳みその持ち主に他ならない)だが今学校では、「遊びの時間を用意するから皆さん鉄棒で、ボールで遊びなさい。体力をつけるのですよ!」と言っている。先に馬鹿だなっと思ったことは、そんな時間を用意しなくても学校ならどこにでもある「花壇」や「空き地」を舞台に庭いじりをすればいい。結果として「独自の花壇や菜園」ができる、いずれ起こるであろう「自給自足」の練習にもなる。庭いじりにはすべての学問が入っている。庭で国・算・理・社会の授業をすればいい。半年後に現れる「遊びよりも勉強を!」と先生に詰め寄るモンスターペアレンツも納得するいい訳もできる。
「オープンガーデン オブ 信州」の会員の皆さんと話して気づいた、皆さんがしている「庭いじり」こそ遊びの本質そのもので、本気で遊んでいるからこそ皆さん魅力的でお元気なんだと。庭いじりには遊びの要素がすべて入っている。つまり魅力的な子ども、子どもの魅力を育てるには「庭いじり」が一番いいと話をしなが本気で思った。写真は2010版オープンガーデン オブ 信州イエローブック【2010/04/12】
2010/04/08
夜桜/京都府立植物園
2010/04/06
近江兄弟社学園武道場の庭
近江兄弟社学園(近江八幡市)の武道場の庭(環境緑地)がほぼ完成。正面に見えるのが本部・中学校校舎、道路を隔て左側が新しくできた武道場。緩い曲線の園路はスクールバス通路。つまりこの広場はスクールバスの乗降場である。ただしスクールバスの運行は朝夕の一時的なものなのでそれ以外の時間は出入り口に車止めパイロン(コーン)を置いてもらい広場的な活用をお願いした。緑地には、樹木に加え宿根草類を多めに植え込んだ。細かな草花類が多かったので最後は造園屋さんに任せずに自分でアレンジしながら植え込む。最後にラベルを付けて完了。先にほぼ完成と言ったのは壁面緑化のためのネット設置、屋上部の緑化ポットの試作・設置が残るから。これから季節の変化で木々の花が咲き、草花も成長する。今年は期待薄だが来年は株も充実して楽しめると思う。建物の樋の一本に雨水貯留タンクを設置した、さすがに屋根が大きいのですぐに満タンになって、こちらは早速機能している。【2010/04/05】
2010/03/23
善光寺花回廊
毎春、GWに長野・善光寺の表参道を中心とした市街地に花のある風景をつくることで、人々の回遊と賑わいを生み出し、まちの文化を創造する「善光寺花回廊」が開催される。開催当初から草花のレイアウト・植え付けのサポート参加をしてきた。このイベントは、例年春の楽しみの一つ。でも今年はちょっと違う、一つのブースの展示をする機会を頂いた。展示スペースは、商店街の真ん中にあるショッピングセンター前広場、周囲ぐるりから見えるので正面も背中もなくレイアウトがなかなか難しい。今回の庭のテーマとして僕が選んだのは「生きる」。人が元気に生きる、生きものが元気に生きる、植物が元気に生きる、それぞれがそれぞれの場所に応じて健康に生きる、これを自然と言います。http://www.nagano-saijiki.jp/hanakairou/
2010/03/21
相生町春の七草巡り/ラベルづくり
中学校武道場の庭
2010/03/19
相生町春の七草巡り
小諸・春の七草イベント
2010/02/06
樹に宿るこころ、こころに宿る樹
昨夜、仕事の帰り道での出来事。バスを降りて自宅までの暗い道を歩いていた。ちょうど僕が卒業した錦林小学校にさしかかった時だった。5mすこしばかり前を歩いていた50歳半ばの男性が大きなケヤキの前に立ち止まり、両腕でケヤキをしっかりと抱き、しばらくしてから両手を合わせ丁寧なお辞儀をした。錦林小学校は明治2年(1869)の創立、今年で141年を迎えた。男性が抱いたケヤキは、この錦林小学校に残る大きなものだった。僕が小学生の頃は5〜6本あり、すでに隣の道路まで大きな樹冠を広げ、幹もたいそう太かった記憶がある。当時、ケヤキは背の高い塀に囲まれた校庭のなかにあった。その後、高い塀が解体されて今の様に歩道から直接触れることができるようになった。今では大人が二人で手を回しても届かないぐらい太い。樹齢140年まではいかなくとも100年ぐらいは軽く経過しているだろう。僕はこのケヤキのことをよく覚えている。なぜなら教室の勉強にまったく興味がわかない僕は、木造2階の教室の窓から一日中飽きること無く見ていたからだ。そしてケヤキの樹冠の向こうには、もっと興味を引く平安神宮の森や東山の山並みもよく見えた。周囲の森の風景以外に、唯一学校で興味を覚えたのが理科の先生が熱く語ったノーベル物理学賞の朝永振一郎先生(1906~1979)の話と階段の踊り場に飾られていたコンドルの剥製(夜になると餌を穫りに山に飛んでいくと伝説があった)。ともかくそんな古い学校なのでこのケヤキに僕と同様、さまざまな想い出を持った卒業生がいてもおかしくない。そんな僕も夜遅くともいつもその樹の傍らを歩くことが多い。だがこの男性がとったストレートな行動に僕は驚き、木・植物の持つ力をあらためて見たのだった。そうそう、僕たちはじめ周囲の人たちは、この錦林小学校を「錦林校(きんりんこう)」と呼んでいる。間違っても「錦林小」とは呼ばない。多分、「錦林小(学校)」とは「施設」のことを指し、「錦林校」とは小学校に直接関わる(父兄や生徒)ことの無い人間においても関係してきた「地域のシンボル」を指しているのだろう。さて、話はもどり一日中外の風景を眺めていた僕の成績はいわずと知れてクラス最下位(ただし理科を除いて)、担任のS先生からは「この子、頭おかしい」と烙印を押されてしまった(この判断、間違ってはいないだろうけど、両親に告げられ少年はけっこう傷ついた)。実はなにも考えずに森や風景を眺めていたんでは無い、小さな脳味噌なりにちゃんと理由はあった。「なんで、木の葉っぱはあんなにキラキラ輝くのだろうか?」この答えをS先生は教えてくれなかった。答えを自分で見つけるまでには時間がかかった。それは「照葉樹林」の存在を知った高校生になってからだ。「照葉」・・・夏期に雨量の多い地域では、その環境から葉を守る為に葉の表面のクチクラ層が発達し、光って見える。確かによく見ていると表面を陽光があたり樹冠の葉が虹色に輝く時がある、ああっこれがあの時の「キラキラ」なんだ、そしてそれこそが「錦林」(*1)なんだと・・・確信した。やっぱり植物はまったく不思議で魅力的なのだ。【2010/02/05】*1 本当の「錦林」の由来:かつてこの地域(聖護院一帯)は深い森だった。そして、秋の紅葉は大変美しく錦の織物ようだったので銀林と呼ばれるようになったとのことです。(しかし、この説にはいささか疑問が残る・・・この地域は昔、城があったほど栄えていた。そんな場所が深い森だったとは信じがたいからだ。それにこの地域が深い森ならずーっと先まで深い森だったに違いない。やっぱり「キラキラ」が正しいと思うのだ)
*2 写真は4月6日に追加しました。ケヤキの左側にかつて塀があった。
2010/02/01
あそびの研修会〜あそびの大切さを考える〜
今日は昨年秋から企画してきた「あそびの研修会〜あそびの大切さを考える」(*1)の本番。最初に基調講演として川上範夫先生(関西カウセンリングセンター常務理事)に「あそびの心と現代子育て論」のはなしをしていただく。こどもと付き合うには「気合いと念力」が大切と言う。これは、まさに遊びの世界に一番大切なそのものである。次に分科会「自分の中のクラウンをみつけよう」(ケアクラウンのはなし)、「子どもの遊びが未来を創る」、「絵本の中から響いてくる音」の3つのはなし。僕は「子どもの遊びが未来を創る」を担当。自分の責任で自由に遊ぶ、二つの危険「リスク(許容できる危険)とハザード(許容されない危険)」を大人が知っておくことが大切。その他、遊び鵜の価値、安全を追求しすぎることが危険(安全を考えすぎることで本来子ども達が必要とする能力を奪ってしまう)などのはなしを事例を通してお話しさせて頂く・・・時間切れ、最初のさわりで終わってしまった。午後は「色・音・空間の融合:カラフルリズムランド」ワークショップ。こちらは、子ども達が障子紙を衣に見立てて、自由に自分のお気に入りの服を創った。最後は、会場の中央に敷かれたレッドカーペットでファッションショウ。周りには、町・木・建物に見立てた段ボール柱を並べた。この話題「庭づくり」には、直接関係ないが、「見立て」という手法は庭づくりでも欠かせない手法である。石や草を「島」に見立てる、砂利を「海」に見立てる、刈り込みを「額縁」に見立てる。「見立て」それは「ごっこ」もしくは「仮想設定」、「うそだけど本気」。「無をもって有とする」つまり豊かなこころの遊びである。【2010/01/24】注1:主催・厚生労働省・財団法人こども未来財団・児童健全育成推進財団・NPO法人子育て研究会
2010/01/16
停車場ガーデン講座・草木染め編
停車場ガーデン講座で「草木染め」を行う。ガーデン講座でなぜ草木染めか? 庭いじりや自然をより多様に楽しむための仕掛けである。またガーデンの管理で発生する剪定枝や落ち葉を素材としてなにかできないかと・・・、思っていたら冬になってしまったわけである。もちろんここのガーデンでは、素材に活用出来る草木が育っていない、そこで今回はシュロ(黄色)、西洋茜(赤)、紅茶(=サクラの落ち葉の代用として 赤茶)の3種類を選んだ。道具は、ナベ、ざる、卓上カセットコンロ、ハシ、ボール・・・ほとんど料理教室である。外から見ても、みんなで大きなナベを囲んでいるとしか見えない。写真は、シュロの葉を細かく刻んで煮出し液をつくる前作業。シュロの煮出し液は、どんよりとした緑色・・・媒染液(重曹)につけた途端に鮮やかな黄色に発色した。うっかりしていた、出来上がりの写真を撮ることを忘れていた。【2010/01/14】
2010/01/01
謹賀新年 2010年
2009/12/19
冬の停車場ガーデン
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