2012/03/29

サンシュユの花


植物園のサンシュユの花が満開になった。すこし荒く見える樹形の枝先に小さくまとまった繊細な花がいくつもつき、遠くから見ると全体にほんわかとした黄色の外皮がかぶった様に見える。とても品がよくて好きな花木の一つです。マンサク、サンシュユ、ミツマタ・・・早春の花木は「黄色」の花が多い。Photo:2012/03/26 @京都府立植物園【2012/03/29】

2012/03/28

木の回廊/塗装ワークショップ3月28日


 塗装ワークショップの2日目、今日は金田東保育園の園児37名が助っ人に来てくれました。ちびっ子とは言え、大胆に手早い作業にあっという間に方杖(ほおづえ)20本以上の塗装が仕上がりました。参加者は想定を下回りましたが、皆さんの集中した作業で2日間の目標は達成しました。なかなか楽しい作業でした。今回の材木は滋賀県朽木で育ったもの、塗料は滋賀県日野町(工場)で作られたもの、作業は地元の人間、これら三者が近江八幡で出会ったという物語も生まれました。参加してくれた子供たちが大人になってからもこの木の回廊はあるだろう、その時に今日の作業を思いだし、話のネタにしてくれると嬉しい。【2012/03/28】

2012/03/27

木の回廊/塗装ワークショップ3月27日


 近江兄弟社小学校浅小井校舎に建設する「木の回廊(外廊下)」の塗装を教職員、保護者、児童、卒業生の皆さんと行ないました。予定は27日、28日の二日間。今回の塗装には、和信化学工業の「ガードラックラテックス(水性・浸透性塗料)」を使用しました。塗装指導は和信の工藤さんにして頂きました。天気が良かったので作業はどんどん進みます。【2012/03/27】

2012/03/26

火の見櫓/京都府立植物園

 不思議なもので小諸の火の見櫓を見てから行く先々で火の見櫓が目に入る。この日は京都府立植物園のなかにある櫓。以前から存在は知っているがじっくりと見た事は無かった。木製梯型で屋根の下にちゃんと鐘が下がっている。名前、由来などの説明は一切無いのが惜しい。@京都府立植物園【2012/03/26】

小諸市あいおい公園づくりワークショップ

 昨年夏から始まった「あいおい公園づくりワークショップ」が終わった。全4回のものだが街の賑わいをつくる場が出来る成果になったと感じる。隣地に計画される公共施設との調整が残っているが、条件が難しかったり、いくつかの課題が浮かび上がってくるとまた面白いアイデアが生まれてくるもので、この最後のワークショップでもあたらしいアイデア生まれた。高低差がある公共施設エントランスとどうやって連続させるか? このアイデアは公園だけの計画では生まれないもので、隣地施設があって初めて成り立つ。計画はハードルが多い程、内容が豊かになり、こちらの技量が問われると思っている。【2012/03/19】
WSの様子は地元メディア=東信ジャーナルに掲載された↓
http://shinshu.fm/MHz/22.56/archives/0000384521.html

2012/03/25

マンサクの花


春一番の木の花と言えば「マンサク」(Hamamelis japonica)、黄色く細い紐状の花弁が面白い。「まんずさく」(春一番にまずさく)が名前の由来とされる。庭木に使うとけっこう品があり好きな樹木だ。@上田城址 【2012/03/20】

2012/03/20

火の見櫓/上田城址

 上田城址に見事な火の見櫓を見つける。四つにがっちりと延ばした脚部からすーっと上部に美しい曲線を描き、最上部には人の背丈ほどもある大きなメガホン(サイレン用)を6本、小さなメガホン(アナウンス用)を4本、計6本も携えている。上部テラスの踊り場の手すりは観覧場を思わせる様に下から上へとロート状に広がり優雅だ。アングル鋼を贅沢に使用し、リベット止めがされている。その姿はもの凄く頼もしい。現在は火の見櫓本来の役割を終えてランドマーク、シンボルとして愛されているらしい。名前から想像できるように元々はあったのはずの火の見櫓の命「鐘」が今はない。しかしその名も「愛の鐘」、引退した後も愛で街を見守るというわけだ。なかなか立派な「小さな安全遺産」。@長野県上田市 【2012/03/20】

2012/03/19

松の剪定

 小諸の大手門公園現場の隣地にある松の古木が無惨な剪定を受けてがっかりした。地面に届かんばかりに延びた太枝がばさりとやられている。しかもこれからの姿を作るための主幹/主枝から生える「懐枝(ふところえだ)」もみんな伐られている。もうこうなるとこの松は上に延びるしか無くなる。これは剪定を全くしらないばかりか、樹木の美しさを知らない者の行ないである。一度伐った枝葉は基には戻らない。剪定前の見事な姿を想うと涙がでる。近年、こんな質の悪い剪定管理が増えている。その名もシルバー雇用、仕事の質は最悪である。【2012/03/19】

2012/03/15

火の見櫓/小諸市相生町

 計画中のあいおい公園敷地にりっぱな火の見櫓がある。防災的機能はすでに担っていない、今回の計画でこれを保存・活用しようと初めて見た時からずっと考えてきた。先日、「火の見櫓〜地域を見つめる安全遺産」(鹿島出版)という書籍を紹介された。日本全国の火の見櫓が紹介され、その価値も明確に述べられていた。この本の中で西村幸夫先生(現・東大副学長)は火の見櫓を「小さな安全遺産」と言っている。なるほど一言でうまく表しているなと思った。まさに永きに渡ってまちの安全を見て、また人々からは絶えず見続けらてきた火の見櫓はまちの文化遺産そのものだ。ここ小諸の火の見櫓は、防災倉庫を抱える様に建っている。一般的には独立して建っているものようだから、このパターンは珍しいらしい。この手の建築には、いつも心ひかれるものだ。【2012/03/14】

2012/03/14

大手門公園現場

 今日は新しく計画中の山野草園の検討会。検討会に入る前に関係者一同現場を歩く。写真はすでに工事が始まっているエリア、流れの施工が終わり今は植栽工事。完成は4月22日、楽しみである。ちょうど浅間山が借景になる、でも電柱が邪魔だな。寒い日で流れには氷が張っている。【2012/03/14】

2012/03/13

山野草園計画

 停車場ガーデンに隣接する大手門公園拡張エリア(小諸市)の一角に山野草園を計画している。今日はその検討会、さまざまな意見が出る様に平面図よりもずっと判りやすい模型を用意した。小さくとも模型の存在は大きいと思う。【2012/03/14 】