震災・原発災害以降、情報として現時点での電力消費情報が出るようになった。この表示は以前からされるべきと考えていた。それは10年程前、東京都環境学習リーダー講座で考えたものだ、なにか日常的に環境負荷をライブで考えられないか・・・当時の講座グループに提案したものは毎日の情報をインターネットで公開、毎月ポストに入る電力消費料金に表示することだった。試しにコピーの切り貼りでデモ電力消費料金を参加者に配った。「こんな表示されていたんだ・・・」というのがその時のコメントだった。みんな本物と思っていた。意外に月毎の電力消費なんかじっくりと見ていなかったという訳。結果、これは必要だとか、考えさせられるというコメントが多かったので、これを東電に提案しようとなった。しかし、その時は「CO2削減」の話題がより大きく、「電力消費量を表してもたいした効果はないよ」と述べた年配者の声だかな一言で意気消沈。今、自分たちが消費する電力をライブで見ると言うことはやっぱり意味あることだと思う。ただしこれを正確な情報と信じたい。【2011/08/11】
2011/08/11
2011/08/10
相生町商店街が新しくなる
長野県小諸市の商店街があたらしくなった。一昨年より商店街のアーケードの撤去事業による通りの再生をアドバイスしてきたもの。アーケードは商店経営にとって長所が大きい、個人的にも好きな街の施設である。暑い日は日陰になり、雨の日は傘要らず、いつでも天気を気にしなくても歩ける、しかも商品の日焼けも気にしなくて良い。しかしその維持管理は経済的にも大変なもの、ましてや老朽化が進み、閉鎖店舗が増えた場合はその薄暗さも手伝ってなんともさびしい町並みを感じさせる。
小諸市の相生町商店街もこのアーケードを撤去して新しい通りを造ることとなった。第一期工事が終わった。上の写真は未整備の箇所、下は整備完了箇所。アーケード撤去で得ることができた陽光を活かす緑地を確保した。緑地には地域樹種をメインに四季折々の草木が路を彩ることになる。照明の配置も良好で夜は商店からもれる灯りと共になかなかきれいな風景が生まれた。今後の緑地の維持は、商店主の管理協力に寄るところが大である。きっと「店には草木なんて要らない!」とおっしゃる商店主もいるだろう。しかし自然環境を売りにする小諸の街にとって、その緑環境との関わりは街の個性を生み、魅力的な商店経営に結びつくと信じる。「陽のあたる坂の街」=自然環境に恵まれた小諸の魅力が蘇ったと思う。造園家としては車道(県道)を一方通行化して、中央まで緑地を拡大し、商店街のガーデン化をしてみたい。きっと将来はそんなことも望まれるに違いない。【2011/08/04】
小諸市の相生町商店街もこのアーケードを撤去して新しい通りを造ることとなった。第一期工事が終わった。上の写真は未整備の箇所、下は整備完了箇所。アーケード撤去で得ることができた陽光を活かす緑地を確保した。緑地には地域樹種をメインに四季折々の草木が路を彩ることになる。照明の配置も良好で夜は商店からもれる灯りと共になかなかきれいな風景が生まれた。今後の緑地の維持は、商店主の管理協力に寄るところが大である。きっと「店には草木なんて要らない!」とおっしゃる商店主もいるだろう。しかし自然環境を売りにする小諸の街にとって、その緑環境との関わりは街の個性を生み、魅力的な商店経営に結びつくと信じる。「陽のあたる坂の街」=自然環境に恵まれた小諸の魅力が蘇ったと思う。造園家としては車道(県道)を一方通行化して、中央まで緑地を拡大し、商店街のガーデン化をしてみたい。きっと将来はそんなことも望まれるに違いない。【2011/08/04】
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