2014/04/15

街路樹は「凶器」か?

【街路樹が「凶器に」】とNHKのニュース(川崎市宮前区鷺沼の商業施設敷地内の木の枝が折れ、近くを歩いていた 6 歳女児の頭に直撃)。なにか間違ってる。おそらくこんな報道をすると「街路樹」が悪いみたいに思う人が続出するでしょう。枯れ枝が落ちての事故で、むしろなぜそんな大きな枯れ枝が生まれたのかを検証しないといけない。これは多分、人為的な事故です。細かな枝は、樹木の成長にともない自然に枯れ落ちる。しかし人為的に不用意な剪定をすることによって、切り口から腐食が発生し、結果として大枝が幹についたままある時、風雨やその重さに耐え兼ねて落下する。さらに十分な土壌を与えられていない街路樹の生育環境を考えるとさらに危険となる。これから「街路樹」と言う魔女狩りが始まらないといいのだが。【2014/04/15】

2014/04/14

唐招提寺/御影堂

 仕事の打合せが早めに終わったので唐招提寺まで足をのばす。建物の重なり具合がものすごく美しい。なかでも 「鑑真和上坐像」が安置されている「御影堂(みえいどう)」の入口空間は、きっりりとして美しい。【2014/04/14】

2014/04/11

シダレザクラ(府立植物園)

 今書いている計画説明で必要な植物の写真を撮りに府立植物園に行く、ソメイヨシノの花をすっかり終わっていたが、シダレザクラがちょうど満開。数年前に桜苑一帯の土壌改良をおこなったためだろう、今年のシダレザクラはここ数年で一番みごたえのあるものだった。土壌改良の成果がようやく出て来た。職員のご苦労があってこその花見である。
 先週、植物園を訪れた時は、60代女性3人組がクリスマスローズの苗をまさに堀採っている場面に出くわした。盗掘と言う行為である。僕が注意した時はすでに小さな株がティッシュに包まれ手に握られていた。さらに注意している最中も一人は木の枝をスコップ代わりに苗を堀採るのに夢中、あきれたものだ。その後、事務所に一報、職員方がすっとんでいった。植物を育てる以外にも苦労は絶えないのだ。【2014/04/11】

2014/04/10

古典的な美しさ

 神戸学院中高部の現場で打合せ。森に囲まれたなかにたたずむ校舎はいつ見ても美しい。古典的なレイアウトならではの落ち着きがある。【2014/04/10】