2012/03/19

松の剪定

 小諸の大手門公園現場の隣地にある松の古木が無惨な剪定を受けてがっかりした。地面に届かんばかりに延びた太枝がばさりとやられている。しかもこれからの姿を作るための主幹/主枝から生える「懐枝(ふところえだ)」もみんな伐られている。もうこうなるとこの松は上に延びるしか無くなる。これは剪定を全くしらないばかりか、樹木の美しさを知らない者の行ないである。一度伐った枝葉は基には戻らない。剪定前の見事な姿を想うと涙がでる。近年、こんな質の悪い剪定管理が増えている。その名もシルバー雇用、仕事の質は最悪である。【2012/03/19】

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