2010/05/15

屋上緑化と地域在来種

 屋上緑化という言葉もずいぶんと一般的になってきた・・・近年よく使われるのが「セダム類」。セダム類は乾燥した岩場などに生えるベンケイソウの仲間、その生息環境と屋上の環境が似ていることから屋上緑化には有効だという。しかしいくら環境が似ているからと言って日本全国どこでも使用するのは疑問を感じる。今回の計画地(滋賀県)=近江兄弟社学園新武道場の屋根部の緑化は、地場産材のヨシ(もしくはヨシズ)とノバラ、チガヤ、ハマヒルガオ、ナデシコ類、カワラハハコなどの地域在来種を使用した。写真はそれらの植物を植え込んだプランター、これを屋上に並べる。(施行:近江花勝造園)【2010/05/14】

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