今日は昨年秋から企画してきた「あそびの研修会〜あそびの大切さを考える」(*1)の本番。最初に基調講演として川上範夫先生(関西カウセンリングセンター常務理事)に「あそびの心と現代子育て論」のはなしをしていただく。こどもと付き合うには「気合いと念力」が大切と言う。これは、まさに遊びの世界に一番大切なそのものである。次に分科会「自分の中のクラウンをみつけよう」(ケアクラウンのはなし)、「子どもの遊びが未来を創る」、「絵本の中から響いてくる音」の3つのはなし。僕は「子どもの遊びが未来を創る」を担当。自分の責任で自由に遊ぶ、二つの危険「リスク(許容できる危険)とハザード(許容されない危険)」を大人が知っておくことが大切。その他、遊び鵜の価値、安全を追求しすぎることが危険(安全を考えすぎることで本来子ども達が必要とする能力を奪ってしまう)などのはなしを事例を通してお話しさせて頂く・・・時間切れ、最初のさわりで終わってしまった。午後は「色・音・空間の融合:カラフルリズムランド」ワークショップ。こちらは、子ども達が障子紙を衣に見立てて、自由に自分のお気に入りの服を創った。最後は、会場の中央に敷かれたレッドカーペットでファッションショウ。周りには、町・木・建物に見立てた段ボール柱を並べた。この話題「庭づくり」には、直接関係ないが、「見立て」という手法は庭づくりでも欠かせない手法である。石や草を「島」に見立てる、砂利を「海」に見立てる、刈り込みを「額縁」に見立てる。「見立て」それは「ごっこ」もしくは「仮想設定」、「うそだけど本気」。「無をもって有とする」つまり豊かなこころの遊びである。【2010/01/24】
注1:主催・厚生労働省・財団法人こども未来財団・児童健全育成推進財団・NPO法人子育て研究会
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