2009/02/21

木を伐ると言う事,植えると言う事(2)



工事中の小学校旧校舎(修復計画)校庭にあるメタセコイヤ,ヒマラヤスギの伐採作業が始まった。今日の大切な仕事は,この伐採樹木の年齢を知る事,伐採された頂枝から挿し木を得る事。早速,切株の年輪を数える。メタセコイヤが42〜45年生,ヒマラヤスギが65〜75(70?)年生と判った。ヒマラヤスギに関しては,ほぼ校舎の完成(1935年)と同じ頃に植えられたと判断してよいだろう。メタセコイヤに関してはずっと後に植栽されたことが判った。挿し木作業は,小学校4年生,5年生の約50名が参加してくれた。急ながらも町長の参加も嬉しいことだった。70年経った今,旧校舎の修復に伴い,親しまれてきた樹木を伐採した。来年,旧校舎の本格的な活用が始まり,今日の5年生達は卒業する。そのとき元気に育った苗を植えてもらおうと思う。【2009/02/20】Photo(上)町長参加で挿し木作業。Photo(中)メタセコイヤの切株,中心が赤印,10年毎に黄印,最後に白印。約45年生ぐらい。Photo(下)ヒマラヤスギの切株,中心が赤印,10年毎に黄印,最後に白印。約65(〜75)年生ぐらい。2種類の断面はそれぞれの木の特徴を良く表している。

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