昨日と今日の二日間、近江兄弟社小学校学童保育「ノア」で夏休みプログラム。アジアを旅して思ったこと「子どもの優しさの源はなにか」、それは衣食住のほぼすべてを自分たちで作り、解決できること。子どもは子どもとして一社会人であること。必要最小限の上で成り立つ生活と心の有り様。そんな漠然としたコンセプトから「あなたのすみか、私のすみか」を考えた。子ども達が自分の住処(すみか)を作り、一緒にご飯を作り、暮らす。これを二日間で行った。初日は自分の住処の設計図を考え、段ボールで住処を造る。この作業は一人でもいいし、共同で行ってもいい。女の子は比較的一人一人自分の好きな家を造る。限られた量の段ボールなので中に入るのは少々難しい。屋根や壁には、お花やハトが描かれ飾られる。男の子は何人かの共同で家を造る。共同だから段ボールの量も有効に使える。結果、大きな段ボールハウスが出来上がる。中を覗くとむんとした空気の中、ごろごろと4人も寝っ転がっている。昔、自分も遊んでいた「秘密基地」の空気があった。二日目は、「片手の平に乗る野菜を一個持ってきて」を条件に持参してもらった食材で「夏野菜スープ」と「ピザトースト」をみんなで作る。このランチを段ボールの「ノア村」で食べる。食後は、夏の定番「スイカ割り」。あっと言う間の二日でした。【2010/08/11】
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