2012/02/06

検討模型(2)

昨年、12月13日に用意した小学校の検討模型(S=1/100)がようやく動き出した。僕が用意した建物外壁模型をベースに先生達が活用方法に則した部屋割りを考え、仕切り壁などを作り込んだ。今日は建物の色の検討会。なんだか最近は模型づいている。健全な計画アプローチだ。【2012/02/06】

2012/01/31

街の模型完成

 小諸市の市役所周辺の地形模型が完成。思ったよりも作業量が多く、また風邪による体調不良も重なり完成が大幅に遅れた。縮尺1/200、1m×1.8mの模型(二分割)なので、まさに鳥瞰的な眺めとなった。現況の建物を置くとそれほど感じないが、全くの地形だけならば千曲川沿い見ることが出来る段々畑の様相そのものが見えてくる(しまった! 写真を撮るのを忘れた)。今の土木屋さんでは到底造れない細かなひだを持つ街の魅力がそこにあった。地元の方々は気付いていないと思うがなかなか魅力的な地形だ。さて模型は3つの大きな梱包(地形模型2個、建築1個)にしてヤマトのお兄さんに託した。後に残ったのは、腰の痛さとスチレンボードのゴミの山、そしてすっからかんの作業部屋・・・完成の満足感よりも遅れた完成への自己嫌悪、となんだかもの寂しさ。【2012/01/31】

2012/01/29

水車の活用術


 京都府立植物園の「なからぎの森」に水車がある。せっかく動いている水車を展示するのだから本来の役割を持たせて活用すればいいのにと日頃思っていた。今日、植物園に行ってみると水車の中で米が製粉されているのが小窓から見えた。横の説明を見ると近くのパン屋さんの米パンの粉を挽いている事が書かれていた。「こうでなくて動体展示は!」とうなずいてしまった。地元の水田で栽培された米(可能であれば)が植物園の水車で挽れ、地元のパン屋さんで食される。街の中でも地産地消が可能である事を物語るいい試みと思った。このパン屋さん、植物園の北門をでてすぐお向かいにあるおいしい店。こんなことはどんどんすればいい。【2012/01/29】

*動態展示・保存とは、関連する業界内においてその機械類がほとんど運用されないような状態において、機械類が本来の用途としての動作・運用可能な状態で保存されている場合、もしくはその状態そのもののことである。動作・運用が可能ではない状態で保存する場合は静態保存という。

2012/01/08

森の建築と自給自足



 今日は、愛知県伊良湖岬にある「ゆずりは学園」(不登校・引きこもり、アスペルガー症候群の子と家族を支援するフリースクール)の見学、K先生ご夫妻に学園を案内して頂く。学校の裏山には三河湾を一望できるゆずりはの森がある。森の斜面の地形と樹木を活かし、ピザ窯や展望台、休息所が至る所にある。なかでも僕の目を止めたのは大きな生き物の巣のようなツリーハウス。それはまるでツムギアリ(樹の葉を紡いで巣を造る樹上生活の蟻)の巨大な巣である。梯で上に登れば内部はまるで飛行船の様でもあった(飛行船の内部って入った事無いが)。構造は木の枝が三角を作るように組まれている。全ての枝はシュロ縄で互いに結ばれ、釘は一切使われていない。全てが三角形の組み合わせなので強度も十分、全体的には球体になる。こちらが動けば何となくぎしぎしとその振動と重さを全体で支えている。座ればほどよく隙間から外の様子が伺える、きっと外からこちらの様子は見えないだろう。屋根は板と水田の畦に使う農業資材。お茶と本があれば何時間でも過ごせそうである。次回は寝袋持参で行こうか。
 森の次にK先生に案内されたのは、学園から車で20分少しの距離にあるNさん宅。Nさんご夫婦は電気以外は生活のほとんどを自給自足生活をしている。お米、野菜、シイタケはもちろんの事、豆腐、小麦粉まで自給自足と聞く。さらには裏山に自生するヤブツバキの実から搾油(ツバキ油)する。この油は極めて酸化しにくく、髪や手肌の保湿から揚げ物用油、サラダ油など生活に必要な油をすべてまかなえると言う。ツバキの実250gから約100ccの油が採れる。しかもツバキの実は半年近くの間、採取可能という。一度に搾油できる量は少ないが、自給自足の生活においては、その作業に無理が無く効率がよさそうである。Nさんに出していただいた琵琶茶と和菓子(サツマイモと玄米が素材)はいずれも自庭で採れた材料を使ったお手製。ツバキの葉におかれたお菓子(写真下)に花一輪が添えられ、なんとも美しく大変においしかった。肩肘はらずにさらっと自給自足、まったく羨ましい生活だった。多くの方々に感謝の一日。【2012/01/07 】

2011/12/29

謹賀新年2012年

 皆さん今年一年ありがとうございました。今年はいろいろなことがありました。海と山:天と地からの津波被害、国内外からの力で被爆を体験した唯一の国、その二つの現場に友人知人もいました。この二つの大災害ではたくさんの人が悲しみ、そして不安な思いをしました。まだまだ復興に時間はかかるけど、少しずつ、一歩ずつ 前に進んで元気になって欲しいと思います。今まで心配していた事が一挙に起こったようでもあります。環境計画をする人間として多くの事を考えざる得ませんでした。
新たな年が皆さんの活力の年になりますように。

今年一年、ブログを読んでいただき本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願いします!

注:1〜5の写真は、今までの10年の間の主立った5つの計画をまとめたものです。2011年は、2の「守山・もりの風こども園です。

2011/12/17

押し花飾り講座


 NPO法人子育て研究会の講座で「野草の押し花」を子ども達とする。この季節ともなると野草も時期を過ぎ、また採取したものはすぐに使えないので一月前から用意したもの。作例はなくてもみんな自由にレイアウトする。野草が一本として同じものは無いし、形も様々、自由に並べるだけでそこに野原ができる。なかなかおもしろい。【2011/12/17】

2011/12/15

コンパクトタウン小諸

 小諸市庁舎中心の模型を作る準備でフィールドサーベイを行なう。地図を見ながら大通りから路地へ、それぞれの建物や複雑な地形をメモして歩く。なかなか面白い作業で、今まで出会えなかった素敵な場所や風景を見つける。古い建物、地形のしわ、水の流れ、光のさし方、新旧の歴史のひだ・・・至る所に坂、遠くに近くに自然の樹林が眺められる。小諸の人たちが考える以上にこの街は素敵な街だ。【2011/12/15】

2011/12/13

検討模型

計画中の小学校の模型(S=1/100)を作る。計画中といっても建物は既にあり、その敷地全体の活用と建築全体の改修活用である。今回、作ったのは建築全体の骨格だけ(構造壁と柱だけ)の未完成である。これをベースに活用方法に則した部屋割りを考え、仕切り壁などは先生方で作り込んでもらえるようにした。最近、再び模型を作って検討するように心がけている、紙の上だけの検討からすぐにCAD化する設計よりも健全で正しいアプローチだなとつくづく思う。でもこれには体力もけっこう必要。【2011/12/13】

2011/12/10

野草の押し花とX' Masリース


 久しぶりの小学校での親子参加プログラム、今回は一年生も参加できる内容を考えた。X' Mas 前なので学校の周辺の草地で採集した野草で押し花をつくり、額装することにした。近くの蛇砂川の河川敷を歩き自然観察、野草を採集し押し花にする。もちろんすぐには使えないのであらかじめ押し花(約一月前から準備)にしておいた野草を配り、思い思いの絵を描いた(写真上)。保護者の提案で学校で飾るリースも作る。敷地内にある月桂樹の枝を三つ編みにしてリースを作ると部屋中がいい香りでつつまれた。【2011/12/10】

2011/12/05

遊具の修理



 夏から依頼されていた小学校の遊具修理を行なう。遊具といってもジグザグ一本橋、ベンチのようでも、藤棚下の砂場の飾りのようでもある。1歳児から100歳児(もちろんそれ以上も)まで遊べる遊具。この遊具は2006年12月に設計/完成したもの、ちょうど5年目にして部材の継ぎ手に不具合が生じた(写真上)。原因は継ぎ手の箇所に仕込んだボルトの辺りから腐りが出ている事が判った。側面の埋木を除くと部材の中に仕込んだボルトなのに激しくサビていることが判った、小口からしみ込んだ雨水がボルト孔を伝い溜まったことが一因のようだった。今回は5本のうち両端を除く3本を新調/交換する。交換材として材木屋さん(伊藤源)に頼んだものは「びわこ産材(杉材)」、長めの材を仮置きしてみると部材同士を三角に加工し元のように継ぐよりも、部材の長さを活かす方が良いと判断(写真中)、これで水の染み込み原因の継ぎ手ボルト孔も必要なくなった。最後はオスモカラーを全ての材に塗って無事完成(写真下)。今回の修理は、小学校の卒業生でもある大工の川村さん(川村住建)に手伝ってもらう。オスモカラーを塗っているはしから、一年生の子どもたちが遊びにやって来た、さっそく座ってお尻や手平をブルーにしてしまった。彼らにとって「ペンキ塗り立て注意」=「触ると面白い」ということのようである。想いおこせば、5年まえにこのジグザグ一本橋にブルーのオスモカラーを塗ってくれたのも小学生達、あの時も彼らにとっては遊びの延長だった。その彼らも今や高校生。色塗りに誘えば良かったかな。@近江兄弟社小学校【2011/12/05】

2011/12/01

エッフェル塔を緑で覆う「巨木化」計画


 パリのシンボル、エッフェル塔を60万本の植物で覆い隠し、巨大な木に変身させようという計画が持ち上がっているらしい、インターネットのニュースで知った。以下にニュースの抜粋【この計画を考案した仏企業ジンジャーは30日に発表した声明で、この計画が自然と人類の共存を象徴できるとした上で、「都市の中心に自然が戻ってきた新たな未来を想像することがエンジニアの役割」と強調した。今のところ、パリ市役所やエッフェル塔の管理会社には正式な了承は得られていないが、計画が実行に移されれば、エッフェル塔が昆虫や鳥の生息場所としての機能も果たすようになることが期待される。フランスの地元紙によれば、同計画は来年にもスタートする可能性があるという。】はたしてこの計画がどれほど具体的なのか、本当にそのなことが出来るのか、パリのような生物の多様性に欠けると思われる環境において本当に生息環境としての役割を果たすのか疑問だが、創造的で面白い。日本のスカイツリーはエンジニアの力の象徴かもしれないが、こちらがエンジニアの想像力と芸術の象徴みたいに思う。どうも発想の根本がやっぱり違うなと思う。アイデアは自由なんだから、永続的には出来ないかもしれないが、短期的には可能かもしれない。実は今や話題もさった「スカイツリー」が本当に緑の塔であればいいのにと何度思ったかことか。とても楽しみな計画です。【2011/12/01】

2011/11/26

庭を旅する/第九歩 同志社大学ヴォーリズ建築群 ★★★★☆



 友人の誘いで「ヴォーリズサロン」(主催:一粒の会=ヴォーリズ建築保存再生運動のNPO法人)*1に参加する。今回は、同志社大学今出川キャンパスの建築群の見学会。最初にヴォーリズさんの生前をご存知の矢野義氏(一粒社ヴォーリズ建築事務所顧問)のお話を聞き、その後、建築を巡る。幸か不幸か今日は同大学の学園祭。はぐれそうになりながら皆さんについて行くのが精一杯。やっと落ち着いたのは、啓明館(1920年竣工:第2代図書館=写真上)、アーモスト館(1932年竣工=写真中)、ふたつともとてもチャーミングな建築。壁面や窓の装飾はもちろん人目を引くが、足元のタイルパターン、階段の隅のディテールの遊びと気配りに感心する。アーモスト館の裏側に和風の近代建築を見る、なかなかきれいなたたずまい(写真下)。こちらは大学のゲストハウス(1961年竣工)で吉村順三氏の設計とお聞きする。ヴォーリズ建築とは異するが、深い軒と縁側とも縁台とも言えるテラス、茶室の続く延段など、こちらもとてもきれいな建築だった。見学後、バザールカフェ(ヴォーリズの設計した洋館=旧B.Fシャイブリー邸 1919年竣工)で一休み、とても快適な空間。その後、寒梅館(同大の施設)のレストラン(言わば学食レストラン)で懇親会、こちらは落ち着かない。やっぱりここでも古い建物の方がより快適で、空間が豊かだった・・・。同大は今出川通りに新キャンパスを建設中。言わずと知れた建築が建つんだろうなと想像に容易い。つまり巨大で立派な建物は建つだろうが、空間に多様性ある街は造れないだろう。【2011/11/26】
*1 NPO法人一粒の会 http://www.ex.biwa.ne.jp/~hitotubu97/indexs.html

2011/11/06

ヴォーリズデイ2011

 今日は恒例の近江兄弟社学園のヴォーリズデーに参加。このヴォーリズデーとは、「2007年度からヴォーリズ先生の誕生日である10月28日から始まるヴォーリズ・メモリアルウィークの最終日に位置づけ、学内外の交流、同窓生のホームカミングデー、オープンキャンパス等を開催し、学園をより多くの方々に知っていただく日にしたい」と設けられた学園の文化祭。毎年の事ながら自分が設計した学園の中庭がどのような使われ方をしているのか見るのはドキドキする。自分が関わった設計にこのような機会で参加が持てる事は設計者冥利なのである。中庭に集まった学生、教職員、保護者、その他大勢があおぎ見ているのは東の校舎ベランダで開会の音を奏でる高校の吹奏楽部、その反対の校舎では先生が指揮をする・・・なかなかダイナミックで面白かった。今年の参加は昨年に同じの「ミャンマーそばのガレット」である。店はというと・・・いつものようにバタバタなのである。不思議とお客さんはコンスタントに来ずに、何人もが嵐のごとくやってくる。心配された雨は、ようやく片付けが終わった夕方になってぱらりと落ちてきた。今日も感謝の一日だった。【2011/11/06】

2011/10/28

緑の都市賞/授賞式

 緑の都市賞の授賞式に東京・日比谷公園にある日比谷公会堂に行く。ここでは新しい興味深い方々と出会う。なかでも愛知県の「ゆずりは学園」のおこなう障がいを持つ子どもたちによる里山活動(国土交通大臣賞)は群を抜いて実践的でかつユニーク。なれない壇上での時間に疲れる。@日比谷公会堂【2011/10/28】

2011/10/27

風車修理

 長らく揚水が出来なかった風車の修理を行なう。風車揚水は風による風車の回転をチェーンにより上下運動に変えて、手押しポンプを稼働させ揚水を行なう仕組み。建設当初は快調に揚水をしていたが、しばらくして機能出来なくなり2回の修理をした後再びダウン、今春以降水を揚げる事無く風車だけが回っていた(ランドマークにはなっていた)。さらに台風12号の風でチェーンが落下してしまった。風が常時吹いていれば問題ないのだが、現実はすこし問題があった、原因は2つ。まず1つ目、常時風がふかない時、ポンプ内の水が落ちてしまう基本的構造の問題(普通のポンプなら呼び水をすれば水が揚がる)、2つ目はポンプのピストン弁の消耗が激しいこと(揚水の必要ない時も稼働している)。今回はその修理を行なった。まず最初に手押しポンプをはずし、内部の清掃。内部には小石や枯草などのゴミがあった。ザリガニやメダカの死骸もあった、水中の送水パイプに隠れていたところを水と一緒に吸われたのだろう。ポンプをきれいにしたあと、ピストンを新品に交換し、水中の送水管まわりを浚渫(泥に埋まっていた)、送水管の先に「逆止弁」をあらたにつけた。逆止弁には、ザリガニが二度と不幸にならないようにゴミネット(台所排水用)をつけた。作業の日、ずっと風車は一度も止まる事無く回り続けたためにチェーンはかけられない。こんな事もあろうかと用意したハンドルを取り付ける。全てを組み込み、ハンドルを押すと勢いよく水が揚がる。しばらく止めた後もポンプ内の水は落下する事無く、ハンドル一押しで再び水を揚げた。これでチェーンさえつければ常時稼働する。ピストンの消耗については、水田に水を揚げる春から夏場に限りチェーンを連結すれば解決できると考えた。最後に水田までの横樋を塩ビパイプから竹に引き替え、完成。解決のポイントは、どうやってポンプ内の落水を防ぐか・・・逆止弁の構造をいろいろと考えたが、なんとすでに製品になっていた。@兄弟社小学校北の庄【2011/10/27】

2011/10/22

大手門公園ワークショップ1

 小諸の停車場ガーデンの拡張部=大手門公園の「公園づくりワークショップ」に参加。あいにくの天気で参加者は少ないが、出された意見は具体的。【2011/10/22】

2011/10/21

緑の都市賞/ランチパーティ

 緑の都市賞受賞の発表を兼ねて、日頃ガーデンの手入れをしていただいているボランティアの方々との受賞パーティを開く。今までの協力者、市長にも参加いただき、おいしいランチパーティとなった。【2011/10/21】

2011/10/20

草木染め講座

 今年も停車場ガーデン(小諸)で草木染め講座を行う。今回は、シルクのストールを「紅花」で染めてみた。紅花は、赤い染料を抽出するまでの作業が少々面倒だが、熱をくわえなくていいので暖かな日や、人数の多い時は逆に作業は楽になる。時間を変えたり、素材を変えたり、黄色の染料(これも紅花の)に入れたりして、色の変化を楽しめた。手前の品よく染まったストールはシルク(織り模様で変化がでる)、一番奥のショッキングピンクは綿のエコバックに染めたもの。同じ染液でもこれだけの違いが出るから面白い。@停車場ガーデン【2011/10/20】

2011/10/14

市民ガーデンが「緑の都市賞」受賞!

 この度、小諸の停車場ガーデンが第31回緑の都市賞(緑の拠点部門奨励賞)を受賞した。このガーデンは、全体計画に対して緑のデザイン賞(第19回・国土交通大臣賞)をいただき、その助成金を元に市民参加で作り上げたもの(平成21年4月開園)。今回はその後の市民の関わりと運営を評価していただいたものと考える。ガーデンを2年間支えてくれたスタッフや市民ボランティアの皆さんに感謝に尽きない。いわばダブル受賞、嬉しいかぎりです。授賞式は、10月28日日比谷公会堂で行なわれる。【2011/10/14】

2011/10/11

スタディー模型

 学校の施設計画で長い回廊を考えている。東西に長く続く校舎の外部に「木の回廊」を設けて、新たな動線や役割を誘発させようと思う。今回の計画は既存建築があるので取り合いがなかなか難しい、そんな時は模型に限る。あらかじめ想定した寸法をもとに模型を作るが途中で、ああでもない、こうでもないと切ったり張ったり・・・手間はかかるがいろいろな新たな思いとアイデアが湧いてくる。【2011/10/11】