2011/03/12

地震の時の対応

打ち合せ先で今回の大地震と津波の被害を知った。
この地方には何人かの知人が暮らす。連絡はとれない。被災された方々の安否を祈るばかりである。
僕へ届いた「冒険遊び場づくり協会のML」では、被災した地域の子どもたちのフォローが検討されている。
以下にお伝えします。


1. 私自身も阪神淡路大震災の経験者ですが(当時小学5年生)、なんだかわからない大きな不安につつまれます。落ち着いたら子ども達の精神的被害を軽減するために、紙に思いっきり絵を描かせてあげたり(黒い絵になることが多くなるそうですがご心配なさらずに描かせてあげてください)、いつもの歌を一緒に歌ったり、ごく簡単なことでいいので遊ばせてあげてください。きっと周りの大人にとっても元気づけられます。
そしてみなさまも、万が一に備えてください。


2. 地震の時の対応:特に知っておいてほしいこと

・これから夜になるとき。
阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。 大切な人を守ってください。 一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。

・避難した女性の方。
絶対に一人で公衆トイレに行かないで。 便乗する性犯罪者がいます。
常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。

・赤ちゃんがいる方。
赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、クッションになるようなものを置いてください。
阪神大震災で、テレビが飛んできて死亡した乳児がいました。 彼の死を無駄にしないで。

・電話の使用は極力避けてください! 
非常の為の119番や110番がかかりづらくなっています。  安否の確認は災害用伝言ダイアル171番またはツイッターなどのネットの利用でお願いします。

・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。
そして、家にいる人は、水道が止まる前に、お風呂に水をためてください。 まだ、電気が通じる人は、ご飯を炊いてください。 阪神淡路大震災の経験から、皆さんに伝えます。

・停電をした地域は、必ずブレーカーを全て落としてください。
また避難する際も絶対にブレーカー落としてください。 送電時に火災になって家が燃えてしまいます。 停電から復旧した瞬間ショートして火災というケースも多いようですので、停電してても落としてください。 通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。 漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡をとって下さい。

・ガスの元栓をしめてください。
ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。

・断水の可能性がありますので、お風呂に水をためてください。
飲料水の確保もお忘れなく。 ネットが使えるうちに自分の住んでる地区の避難場所を確認してください。

・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合まで流されます。
絶対に見物などには行かないようにしてください。

・車のトランクにタイヤ交換用のジャッキがついているはずです。
瓦礫の下敷きになっている人を救助する場合、かなり重要になってきますので、提供をお願いします。

・室内に居る時も、履物の確保をしてください。
ガラスの破片で足を怪我すると、命取りです。

・避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも
簡易ヘルメットになります。 おなじように足に巻けば、履物になります。

日記・ツイッターで広めて下さい。
お願いします!

【2011/03/12】

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