2013/07/12

祇園祭

 祇園祭の鉾がどんどん組み上がっていく。ちょうど長刀鉾の準備作業に通りがかった。古い部材に加え、まっさらな部材が用意されていた。さてどこに使われるのかはわからないが、こうして永き年月に渡り部材の更新が脈々と受け継がれて来たのだろう。古い部材と世代交代する新しい部材、古いものと新しいものが混ざる構造の紋様。これは「スクラップ&ビルド」ではなく「フロー」のシステム。ものすごく理にかなっているに違いない。ちゃんと素材と時間がデザインされている。【2013/07/12】

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