小学校の校舎前に設置する「木の回廊」の現場に行く。これからどんどん工事が進んで5月末にはここに長さ約50mの木造の回廊できる。今日は回廊の基礎柱の型枠設置を確認に行く。まだ完全にフィックスされていないとは言え、瞬時に型枠の不出来に気付いた。木柱が乗るコンクリートの打放しの基礎柱は18cm×18cmの正方形なのだが、現場に仮設置された型枠の寸法はメジャーで測るまでもない精度の悪さ。実際に測ってみると±1cm以上の誤差、菱形になったり、台形になったり、むしろ正方形のものが少ない。型枠の位置は調整がきくが、型枠の大きさはこれがこのままコンクリートの仕上がり寸法となってしまう。現場の職人達には悪いが作り直し。これは決して難しい造作ではない、指示寸法通りにコンパネを切って、釘で止めればいいだけ作業である。そもそもこんな精度の悪い型枠を平気で造り、現場に持ってくる事が問題である。目を疑うとはこのことです。【2012/05/07】
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