2008/08/10

今日の庭/京都府立植物園


昨日は驚異的な雨だった。各地で悲しい事故も起きた。あらためて都市型河川の怖さを知った。さて今日は植物園に行ってみた、思ったとおり樹木たちはとても活き活きとしていた。木々は葉を輝かせ、樹皮に着く苔は瑞々しく、また樹皮の割れ目からは樹液が流れていた。係の方に話を伺うと、今年は水不足、昨日の雨で少しは助かったが一日水を与える作業が無くなっただけとのことだった。そのためだろうかカツラ(*1)のように、秋さながら黄葉し、葉を落とし始めているものもあった。今年の蓮の開花は例年よりも遅いそうだ。これも水不足と高温の影響だろうか。もの言わぬ植物たちも大変な夏を過ごしているんだろうな。(写真:たっぷりと水を含んだ苔をまとったエノキの大木)【2008/7/29】
植物園・夏の開園時間の情報:7月19日(土)〜8月17日(日)まで開園時間を午後6時30分まで延長(入園は6時まで)
*1:カツラは山間部の谷地形に生育する落葉広葉樹、葉は淡い緑のハート形で美しく、秋に黄葉する.

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