2011/10/28

緑の都市賞/授賞式

 緑の都市賞の授賞式に東京・日比谷公園にある日比谷公会堂に行く。ここでは新しい興味深い方々と出会う。なかでも愛知県の「ゆずりは学園」のおこなう障がいを持つ子どもたちによる里山活動(国土交通大臣賞)は群を抜いて実践的でかつユニーク。なれない壇上での時間に疲れる。@日比谷公会堂【2011/10/28】

2011/10/27

風車修理

 長らく揚水が出来なかった風車の修理を行なう。風車揚水は風による風車の回転をチェーンにより上下運動に変えて、手押しポンプを稼働させ揚水を行なう仕組み。建設当初は快調に揚水をしていたが、しばらくして機能出来なくなり2回の修理をした後再びダウン、今春以降水を揚げる事無く風車だけが回っていた(ランドマークにはなっていた)。さらに台風12号の風でチェーンが落下してしまった。風が常時吹いていれば問題ないのだが、現実はすこし問題があった、原因は2つ。まず1つ目、常時風がふかない時、ポンプ内の水が落ちてしまう基本的構造の問題(普通のポンプなら呼び水をすれば水が揚がる)、2つ目はポンプのピストン弁の消耗が激しいこと(揚水の必要ない時も稼働している)。今回はその修理を行なった。まず最初に手押しポンプをはずし、内部の清掃。内部には小石や枯草などのゴミがあった。ザリガニやメダカの死骸もあった、水中の送水パイプに隠れていたところを水と一緒に吸われたのだろう。ポンプをきれいにしたあと、ピストンを新品に交換し、水中の送水管まわりを浚渫(泥に埋まっていた)、送水管の先に「逆止弁」をあらたにつけた。逆止弁には、ザリガニが二度と不幸にならないようにゴミネット(台所排水用)をつけた。作業の日、ずっと風車は一度も止まる事無く回り続けたためにチェーンはかけられない。こんな事もあろうかと用意したハンドルを取り付ける。全てを組み込み、ハンドルを押すと勢いよく水が揚がる。しばらく止めた後もポンプ内の水は落下する事無く、ハンドル一押しで再び水を揚げた。これでチェーンさえつければ常時稼働する。ピストンの消耗については、水田に水を揚げる春から夏場に限りチェーンを連結すれば解決できると考えた。最後に水田までの横樋を塩ビパイプから竹に引き替え、完成。解決のポイントは、どうやってポンプ内の落水を防ぐか・・・逆止弁の構造をいろいろと考えたが、なんとすでに製品になっていた。@兄弟社小学校北の庄【2011/10/27】

2011/10/22

大手門公園ワークショップ1

 小諸の停車場ガーデンの拡張部=大手門公園の「公園づくりワークショップ」に参加。あいにくの天気で参加者は少ないが、出された意見は具体的。【2011/10/22】

2011/10/21

緑の都市賞/ランチパーティ

 緑の都市賞受賞の発表を兼ねて、日頃ガーデンの手入れをしていただいているボランティアの方々との受賞パーティを開く。今までの協力者、市長にも参加いただき、おいしいランチパーティとなった。【2011/10/21】

2011/10/20

草木染め講座

 今年も停車場ガーデン(小諸)で草木染め講座を行う。今回は、シルクのストールを「紅花」で染めてみた。紅花は、赤い染料を抽出するまでの作業が少々面倒だが、熱をくわえなくていいので暖かな日や、人数の多い時は逆に作業は楽になる。時間を変えたり、素材を変えたり、黄色の染料(これも紅花の)に入れたりして、色の変化を楽しめた。手前の品よく染まったストールはシルク(織り模様で変化がでる)、一番奥のショッキングピンクは綿のエコバックに染めたもの。同じ染液でもこれだけの違いが出るから面白い。@停車場ガーデン【2011/10/20】

2011/10/14

市民ガーデンが「緑の都市賞」受賞!

 この度、小諸の停車場ガーデンが第31回緑の都市賞(緑の拠点部門奨励賞)を受賞した。このガーデンは、全体計画に対して緑のデザイン賞(第19回・国土交通大臣賞)をいただき、その助成金を元に市民参加で作り上げたもの(平成21年4月開園)。今回はその後の市民の関わりと運営を評価していただいたものと考える。ガーデンを2年間支えてくれたスタッフや市民ボランティアの皆さんに感謝に尽きない。いわばダブル受賞、嬉しいかぎりです。授賞式は、10月28日日比谷公会堂で行なわれる。【2011/10/14】

2011/10/11

スタディー模型

 学校の施設計画で長い回廊を考えている。東西に長く続く校舎の外部に「木の回廊」を設けて、新たな動線や役割を誘発させようと思う。今回の計画は既存建築があるので取り合いがなかなか難しい、そんな時は模型に限る。あらかじめ想定した寸法をもとに模型を作るが途中で、ああでもない、こうでもないと切ったり張ったり・・・手間はかかるがいろいろな新たな思いとアイデアが湧いてくる。【2011/10/11】