2009/03/31

植物園のとっておき

数年前から毎月欠かさず行っていた府立植物園通いがここ数ケ月絶えていた。けっして飽きた訳ではなく,単に忙しさ故だった。そこで先日,締切まじかの土曜日思い切って行って来た。北口を入ってすぐにあるメタセコイヤのせせらぎは早春がきれいだ。クロッカスの花が終わろうとしていた。このせせらぎは,初夏になるとモリアオガエルが産卵にやって来る。とても良い場所だが多くの来園者は気づかない。人の視線で見下ろしているとたくさんの見所を見つけられない。ここはいっそカエルの視線で風景を見てみたい。他にもいっぱい来園者が気づいていない(と思う)とっておきの場所があるけど,これはヒミツ。【200/03/30】

2009/03/20

NI-WA=NO-MA・その14=シードボール「かいわれ団子8」

NO-MAのニワのシードボールを見に行く。約一ヶ月ぶり。予想には反して,水仙は長い葉をますますだらしなく草花の若葉の上に覆いかぶせていた。いっその事,水仙の葉を除こうかと思ったがここは我慢する事にした。これからが草花の本番,その成長に期待したい。【2009/03/18】

2009/03/15

今日の仕事場/豊郷小学校旧校舎の修復(2)


改修工事の豊郷小旧校舎群が行く度に奇麗になっていく。かつては東洋一と呼ばれた白亜の学校が蘇った。今では周辺に住宅地が広がってしまったが創建当時は遠くからも眺める事が出来たはずである。眺めるほどに白の壁面と大きな窓が印象的だ,かつては教室に電灯がつけられていなかったらしい。その代わり窓の開口を広く採り教室内に十分な自然光を入れようとした工夫が見て取れる。残されたかつての写真と見比べると大きな違いは周辺の樹々が大きくなっただけである。陽光を受けて校舎に映るシュロの葉陰がとても奇麗だった。【2009/03/15】

2009/03/13

職人の遊び・遊ぶ職人

現場に通っていると面白い職人に出会います。最初の写真は,鉄平石の乱張りに隠された「石のハート」。小諸・市民ガーデンの現場から届いた写真です。石職人鮎沢さんが、ひそかに入れたハートマーク。彼曰く、「気分のいい現場では時々やるんだ」とか。 もう一枚は,芦屋の住宅の現場。ここにはレンガ壁に埋め込まれたレンガの花模様。この二つの職人の仕事(遊び)は,けっして本来の仕事中ではなく,休憩時間に(他の職人が休んでいたり,遊んでいたりする時間)こつこつと作っている。どこかで自分の仕事に余裕と挑戦を持っている気がする。なかなか面白く,粋でもある。そして,こんなことを投げかけて来る職人の仕事は信頼出来る。【2009/03/12】

2009/03/08

風車をつくる(3)


風車づくりWSもそろそろ終盤に入った。今日は風車の設計図をみんなに紹介した。回転する風車の力がどうしてポンプを上下する動きに代わるのか・・・なかなか大切でポイントを得た質問を小学2年生のY君から受ける。これはとても嬉しい質問だった。その後,実際に風車をたてる場所選びと,その大きさ・高さを確認した。【2009/03/07】

2009/03/07

今日の仕事場/豊郷小学校旧校舎の修復

仕事で関っている豊郷小学校旧校舎の修復もいよいよ終盤に入った。建物の仮囲いの一部がはずされた。飾り気は少ないがなんとも言えない品を持つ形に,オフホワイトの壁面と窓枠のバランスがとても美しい。建物の修復が終わればいよいよ庭の工事に入る。完成後の姿を思うだけで嬉しくなってくる。設計の醍醐味は,最初のスケッチを始める時と,今の様な時だ。【2009/03/06】Photo:@滋賀県豊郷町 

2009/03/05

木を伐ると言う事,植えると言う事(4)

 小諸で切られた御神木の挿し木をした。駐車場に残された枝から40本少しの穂枝を採る事が出来た。まだまだ寒いので梱包材(木枠)で簡易温室も作った。【2009/03/01】@小諸・町屋館