2009/04/23

NI-WA=NO-MA・その15=シードボール「かいわれ団子9」


ボーダレスアート・ミュージアムNO-MAにシードボールを見に行く。すっかり水仙の花が終り、葉がだらしなく地面に倒れている。(写真上)草花類を見ると成長はしているものの良い状態とは言えない。今日は、思い切って水仙の葉を取り除く事にした。これから夏の花が生育する事に期待する。(写真下)【2009/04/23】

2009/04/22

田んぼの中の緑の島

仕事で近江八幡。近江八幡も田植えの準備が始まった。不思議な田んぼを発見。ほぼ中央にこんもりと直径1.5mほどの円墳状の緑の島。高さは、50cmぐらいだから、意味があって残してあるんだろう。近くまで行っても鳥の巣がある訳でもなく、水神様が祀ってあるわけでもない。ましてやこんな小さな円墳なんて聞いたことがない。不思議な島だ。田植えが始まる頃に来てみよう。【2009/04/22】Photo:滋賀県近江八幡市

2009/04/19

小諸・市民ガーデン完成!


 2月中頃より始まった市民ガーデン工事が無事完成、4月18日にこれ以上望めない晴天の下、オープニングイベントが開催出来た。開催式では、来場者全員参加の「百人テープカット」を行なった(実際はそれ以上が参加)。老いも若きも、赤ちゃんも市長も、全員が中央の芝生広場を囲む形で手をつなぐ格好となった。僕はガールスカウトの皆さんと一緒にテープカットした。この時のハサミは、腰に下げた「剪定ばさみ」でした。この市民ガーデンは、62日間の日数を経て和久井道夫氏(和久井ガーデン)によって完成した、いわば「62」=「無二の庭」、駅前の一等地に、市民参加・市民運営の庭なんて日本全国探してもここにしかない。小諸の新しい財産、名所、お宝が出来たと言うにはまだ早いかもしれないが、来場者の感想を聞く度にそれは現実のものになると確信した。【2009/04/19】

2009/04/10

木の話し/ヤマザクラ

今日は本当に暖かな一日だった。仕事の合間に京都御苑に行った。残念ながら花が終わった桜も多かったがまだまだこれから。学生時代、ブラジル人留学生と鴨川を歩いていた時に彼が言った。「こんなに沢山の奇麗な花を一度に咲かせる桜は世界で一番すばらしい木だよ。」桜を見るとその言葉を思いだす。以後、いろいろな木を見てきたが確かにそう思う。写真はヤマザクラ【2009/04/09】Photo;@京都御苑

2009/04/09

今日の庭/夜桜を観る


京都府立植物園の夜間開園が始まっていた。今夜は夜桜を見に行く。例年に比べ暖かなせいか随分と人が多いことに驚く。ライトアップされた桜と背景の森の暗さが対照的で美しい。夜間開園は、4月5日〜12日午後6時〜9時(入園は8時まで)。

2009/04/04

今日の仕事場/芦屋HT邸





芦屋のHT邸の最後の現場監理に行く。これで半年以上続いた庭工事も全て終わる。今回はイギリスのビクトリア朝時代をイメージした家屋(新築)の庭。庭からは、川向うの教会がレンガウォール越しに見える。このレンガウォールに使用したレンガは、イギリスの家屋を解体した時に発生した古レンガ。レンガの表面にはいく層にも壁色が残り、なんとも言えない味わいを持っている。この庭では、改築前からあった樹木(半分ぐらい移植した)と古い自然石の飛石をすべて使い切った。設計の意図をくんで頂いた施主、細かな注文に嫌な顔一つせず仕事してくれた職人さんへの感謝に尽きる。いつもいい庭と言うものは、人と人のご縁の中から出ると思う。この庭がどのように成長するか楽しみだ。【2009/04/03】

今日の仕事場/豊郷小学校旧校舎の修復(3)

今日は現場のダブルヘッダー。芦屋のHT邸の現場の後、滋賀県豊郷小学校旧校舎修復の現場へ。この現場も最後の最後。中庭に残った植栽工事の現場指示を行なった。宿根草類の細かなレイアウトは、現場で一つずつ並べて調整する他ない。ここで使った植物は、カツラ、ヤマボウシ、シラカシ、クサツゲ、フッキソウ、コクリュウ、エビネ、シュンラン、ギボウシ類、ツボサンゴ類、オシダ、アジュガ、ビンカミノールなど。【2009/04/03】

2009/04/02

お知らせ/近江へいへい絵本部屋

展覧会のお知らせ/水の畔から・茗荷恭介展

鉄の造形作家・茗荷恭介さんから個展の案内を頂いた。今回は京都・東山の麓にある法然院講堂が会場。茗荷さんのアトリエは彦根の琵琶湖湖畔にある。今回の展覧会に際して、茗荷さんはかつて栄えた舟運で作品を運び入れた・・・アトリエの前浜から出航し、南に下り、琵琶湖疎水を抜け、南禅寺の水路閣(レンガのアーチ)で東山の裾野・哲学の径の水路を北に遡り(京都の地形は北が高い)、法然院にやって来た・・・と言う訳ではなさそうだ(心の中ではきっとそうなんだろうな)。現代では荷物はトラックに載ってやって来る、しかし昭和10年代後半(昭和20年代はじめに途絶える)まではこのルートがメインとして物流に利用されていた。今回の茗荷展を通して、こんな近江と都の文化的な関係にも触れる事が出来たら良いと思う。この機会に是非、「京都市営地下鉄蹴上駅〜南禅寺〜哲学の径〜法然院〜銀閣寺」を歩くと良い。最後は、銀閣寺から今出川通りを西に向い京大裏まで歩き進々堂のお茶で締めくくる。展覧会を含めても丁度、一日ゆっくり楽しめる。交通費+お茶合せても1000円すこし。どこかの国の高速道路料金よりも心身共に豊かな時間が持てることは確実。(健康増進、CO2の排出量もすくないぞ)

期間:2009年4月21日(火)〜26日(日) 午前10時〜午後4時まで
会場:法然院講堂/075-771-2420