2016/12/21

新しい幼稚園計画

 年明けからある幼稚園の新しい園庭計画に参加します。昭和28年に生まれた幼稚園です。園舎を見せてもらうと、他所から貰い受けた床材、高い天井と明かり窓、深い軒先と園児の雨具掛、3つの部屋の間仕切りを取り払うと大きな講堂に、そしてひとつの部屋だけ床が高くなっていてその講堂の舞台となる工夫など、今の建築では意識しない知恵と工夫がありました。中でも外部とのつながりの強い軒下の雨具掛がよかった。子ども達が自分の手の届く高さで梁状の横桟のフックに雨具をかけた後、先生がそれを高いところにかけ直す。子ども達の自主性を尊重しながら、狭い場所をうまく使う工夫と機能性があった。先人の知恵と工夫が満ちている場所はこちらの技量を問われること間違いない。

2016/11/17

社寺環境の生物多様性/城南宮

 本日は、社寺環境の生物多様性で城南宮(京都市伏見区)をいきもの調査。樹林環境は申し分ないが鳥類が想像以上に少ない。天候が左右したのか、あまりにも行き届く清掃活動のためか、今後の継続調査でみてみたい。確認種:ムラサキシジミ(1)、ドバト(多)、キジバト(2)、カワラヒワ(小群)、ツグミ(5)、シジュウカラ(2)、エナガ(小群)、メジロ(小群)、ウグイス(1)。20161117 @城南宮

2016/11/16

小諸・停車場ガーデンのその後

 小諸・停車場ガーデンは、年々本当に良くなって来た。今回、信州大学で造園学を選考する学生がここをテーマに研究ポスター発表をしてくれるらしい。どんな結果が出るのか楽しみです。2016/11/16

2016/11/03

地元を知るための授業

 小学校って地元に密着しているはずなのに意外に地元のことを知らない。今回は地元の近江八幡市立K小学校4年生150名に地元の自然環境を気付いてもらうための授業依頼をいただきました。今回は西の湖一帯の自然環境と人の生活の深い関係を説明。その後、鳥の羽根(実物)を斑毎に配り、羽根から想像する鳥を描くワークショップ。面白かった。2016/11/02

2016/10/31

ミャンマー農業支援、環境教育活動のパネル展示

 ヴォーリズデイにミャンマーでの農業支援、環境教育活動のパネル展示しました。今回のそば粉ガレットは、残念ながらミャンマー産では無く長野産、完売でし た。多くの皆さんありがとうございました。売り上げの一部は、北シャン州のモデルファームで計画している井戸整備に使わせて頂きます。@学校法人ヴォーリズ学園、滋賀県近江八幡市 2016/10/30

2016/10/27

社寺における生物多様性

 京都市(京都市環境政策局)では現在、「社寺における生物多様性」を調査しています。昨年度は、第一号として「上賀茂神社と東本願寺渉成園」。今年は「大覚寺と平安神宮」、定期的にいきものの調査をしています。紅葉が美しい大覚寺広沢の池・・・紅葉の前に水面を彩るのはアカウキグサ。ちょっとコマッタ生物多様性です。@大覚寺広沢の池、2016/10/27

2016/10/23

ゴンザ(権座)でオング(音具)


 滋賀県近江八幡市の西之湖(琵琶湖の内湖)には、船でしかアプローチできない水田・畑がある。かつては7箇所の水田・畑があたったが今では、この「権座」(=島名)だけが現存する。歴史は江戸時代までさかのぼり、湿地に土を積み、まわりを石で護岸し、水田・畑を築いたという。一番ものでは、明治時代にき直次郎さんが一人で築いた水田である。この秋、NPO法人子育て研究会のプログラムで「みずの国ワークショップ:ゴンザ(権座)でオング(音具)」をサポート。全体プロデュースに井上信太さん、そして音具作家の滝英夫さん。刈り取りの終わった水田に並んだ音具は、不思議な風景を産み、まさに一年に一度だけ現れたみずの国の住人のようだった。@白王町、近江八幡市 2016/10/23

2016/10/11

イベント用テント試作

イベント用のテントを試作しました。条件は次の3つ、1)小さな車に積めること、2)設営は一人で10分以内、3)フレームは木を使う(これは軽量と誰もが作れることを目的として)。いろいろなアイデアをまとめ、結果としてZ型に行きついた。実際に試作品をイベントで使用しました、地元の野菜を売るおじさんに使って頂きました。当日は強風に雨の天候、近くの既製品のパラソル型テントが強風で畳まれたり、倒れるなか、Z型テントの木フレームはふらふらと頼りないそぶりをしながらも風を逃がし、テントの上面にたまった雨水も折れんばかりにしなりながらこらえてくれました。いくつかの問題点も見つかりました。やはり自分で造り、使ってみないとわかりません。これからさらなる改良を重ねます。@ルビーの里、伊那 2016/10/10

2016/04/01

西の湖・蛇砂川いきもの観察フィールドマップ完成

昨年秋より実施してきました西の湖・蛇砂川いきもの観察・調査の成果を「西の湖・蛇砂川いきもの観察フィールドマップ」としてまとめました。秋より始めた1回/月の調査にくわえ、過去3年のデータもくわえています。4月からもいきもの観察・調査を行います。

2016/01/17

いこま山の幼稚園/小学生の部

 生駒森の遊び活動。子ども達と枯れ木を伐り倒し、竹やぶを切り開く。地面に埋もれていた石を掘り起こし動かす。まだどこをどうするかという計画はないけど、いくたびにどんどん変わるのが楽しい。小さな広場が出来上がり陽がさす、風道が変わる。樹上ではヤマガラのカップルが踊ってた。【2016/01/17】

2016/01/16

西の湖・蛇砂川生きもの観察・調査の会4回目

 西の湖・蛇砂川生きもの観察・調査の会4回目が終わった。全7回の観察会も後半に入る。フィールドワークは楽しい・・・ということが参加者の皆さんに感じてもらえれば良いと考えます。@西の湖【2016/01/16】