2018/01/24

新しいプロジェクトのはじまり

新しいプロジェクトのはじまり。
江戸時代、加賀藩の御殿様はじめ諸大名が江戸への参勤交代で活用した、北国街道小諸宿。この小諸宿にいまでも残っている脇本陣の魅力アップ・活用計画。僕 が関わるのは、この建物に残る中庭と本庭(裏庭)の庭づくり計画。かつてはちゃんとした庭があったのだろうが今はその姿も想像できない。建物は復元・修復 なのだが、お庭は一から建物にふさわしいものを考える。まちづくりプランナーの萩原礼子さん・庭師の和久井道夫さんとのトリオ。大変に楽しみなプロジェクトです。@小諸【2018/01/24】

2017/12/08

遊び小屋造りがはじまります

小学校の遊び場づくりを依頼されました。そこで「遊び」と言うものを基より考え直し、自分たちが「遊びの小屋」のあり方を考え、造ることを「遊び」としました。小屋のアウトラインは、これまでの「小学校魅力アップ計画 遊びを考えるワークショップ」の中から生まれたものをベースにしていますが、果たしてどのようなものができるのか、その完成までの過程でなにが起こるのか楽しみです。【2017/12/08】

2017/03/21

新しい幼稚園計画始まる

 新しく幼稚園計画が始まりました。ここでは一切の既成遊具は配置せず、雑木林、エディブルガーデン、雨水・井戸水利用の小川などを可能な限り園児・保護者・職員参加で考え・造ることを前提としています。ここでの「遊び」と言うものは、遊具があるから出来るのではなく、「考え・造る」ことから遊びが生まれるということを大切にしようと考えています。【2017/03/18】

日野・西圓寺庭園完成間近

 滋賀県日野町・西圓寺中庭が完成間近となってきました。1月中の完成を今年は雪が多かったので大幅に延ばすことになってしまいました。施工は、佐々木創太郎(創苑)さんにお願いしました。もともと寺に保管していた景石をふんだんに利用し、築山は苔で仕上げをします。【2017/03/19】

2017/01/21

西の湖・蛇砂川いきもの観察の会1月21日

 西の湖・蛇砂川いきもの観察の会1月21日無事終了しました。今回は今までで一番多い約30名の参加です。雪が心配されましたが風も無く、暖かな一日でした。午前中はフィールドワーク、午後は野鳥研究者の西台先生からユリカモメのお話をしていただきました。次回は、2月18日(土曜日)です。

2017/01/18

堀川みどりのまちづくりカフェ

 「第1回 堀川みどりのまちづくりカフェ」で参加者の方々から出して頂いたアイデアを描き下ろししました。緑づくりためにアイデア=みどりのポストイット,地面や舗装などへのアイデア=黄色のポストイット,水のアイデア=水色のポストイット,その他や問題点=赤のポストイットに分けてみました。皆さんのポストイットを現況図の思い当たる場所に貼って頂き,簡単な情報整理とキイワード出し。皆さんの珈琲ブレイクの間に、アイデアからの描き下ろです。【2017/01/18】

2016/12/21

新しい幼稚園計画

 年明けからある幼稚園の新しい園庭計画に参加します。昭和28年に生まれた幼稚園です。園舎を見せてもらうと、他所から貰い受けた床材、高い天井と明かり窓、深い軒先と園児の雨具掛、3つの部屋の間仕切りを取り払うと大きな講堂に、そしてひとつの部屋だけ床が高くなっていてその講堂の舞台となる工夫など、今の建築では意識しない知恵と工夫がありました。中でも外部とのつながりの強い軒下の雨具掛がよかった。子ども達が自分の手の届く高さで梁状の横桟のフックに雨具をかけた後、先生がそれを高いところにかけ直す。子ども達の自主性を尊重しながら、狭い場所をうまく使う工夫と機能性があった。先人の知恵と工夫が満ちている場所はこちらの技量を問われること間違いない。

2016/11/17

社寺環境の生物多様性/城南宮

 本日は、社寺環境の生物多様性で城南宮(京都市伏見区)をいきもの調査。樹林環境は申し分ないが鳥類が想像以上に少ない。天候が左右したのか、あまりにも行き届く清掃活動のためか、今後の継続調査でみてみたい。確認種:ムラサキシジミ(1)、ドバト(多)、キジバト(2)、カワラヒワ(小群)、ツグミ(5)、シジュウカラ(2)、エナガ(小群)、メジロ(小群)、ウグイス(1)。20161117 @城南宮

2016/11/16

小諸・停車場ガーデンのその後

 小諸・停車場ガーデンは、年々本当に良くなって来た。今回、信州大学で造園学を選考する学生がここをテーマに研究ポスター発表をしてくれるらしい。どんな結果が出るのか楽しみです。2016/11/16

2016/11/03

地元を知るための授業

 小学校って地元に密着しているはずなのに意外に地元のことを知らない。今回は地元の近江八幡市立K小学校4年生150名に地元の自然環境を気付いてもらうための授業依頼をいただきました。今回は西の湖一帯の自然環境と人の生活の深い関係を説明。その後、鳥の羽根(実物)を斑毎に配り、羽根から想像する鳥を描くワークショップ。面白かった。2016/11/02

2016/10/31

ミャンマー農業支援、環境教育活動のパネル展示

 ヴォーリズデイにミャンマーでの農業支援、環境教育活動のパネル展示しました。今回のそば粉ガレットは、残念ながらミャンマー産では無く長野産、完売でし た。多くの皆さんありがとうございました。売り上げの一部は、北シャン州のモデルファームで計画している井戸整備に使わせて頂きます。@学校法人ヴォーリズ学園、滋賀県近江八幡市 2016/10/30

2016/10/27

社寺における生物多様性

 京都市(京都市環境政策局)では現在、「社寺における生物多様性」を調査しています。昨年度は、第一号として「上賀茂神社と東本願寺渉成園」。今年は「大覚寺と平安神宮」、定期的にいきものの調査をしています。紅葉が美しい大覚寺広沢の池・・・紅葉の前に水面を彩るのはアカウキグサ。ちょっとコマッタ生物多様性です。@大覚寺広沢の池、2016/10/27

2016/10/23

ゴンザ(権座)でオング(音具)


 滋賀県近江八幡市の西之湖(琵琶湖の内湖)には、船でしかアプローチできない水田・畑がある。かつては7箇所の水田・畑があたったが今では、この「権座」(=島名)だけが現存する。歴史は江戸時代までさかのぼり、湿地に土を積み、まわりを石で護岸し、水田・畑を築いたという。一番ものでは、明治時代にき直次郎さんが一人で築いた水田である。この秋、NPO法人子育て研究会のプログラムで「みずの国ワークショップ:ゴンザ(権座)でオング(音具)」をサポート。全体プロデュースに井上信太さん、そして音具作家の滝英夫さん。刈り取りの終わった水田に並んだ音具は、不思議な風景を産み、まさに一年に一度だけ現れたみずの国の住人のようだった。@白王町、近江八幡市 2016/10/23

2016/10/11

イベント用テント試作

イベント用のテントを試作しました。条件は次の3つ、1)小さな車に積めること、2)設営は一人で10分以内、3)フレームは木を使う(これは軽量と誰もが作れることを目的として)。いろいろなアイデアをまとめ、結果としてZ型に行きついた。実際に試作品をイベントで使用しました、地元の野菜を売るおじさんに使って頂きました。当日は強風に雨の天候、近くの既製品のパラソル型テントが強風で畳まれたり、倒れるなか、Z型テントの木フレームはふらふらと頼りないそぶりをしながらも風を逃がし、テントの上面にたまった雨水も折れんばかりにしなりながらこらえてくれました。いくつかの問題点も見つかりました。やはり自分で造り、使ってみないとわかりません。これからさらなる改良を重ねます。@ルビーの里、伊那 2016/10/10

2016/04/01

西の湖・蛇砂川いきもの観察フィールドマップ完成

昨年秋より実施してきました西の湖・蛇砂川いきもの観察・調査の成果を「西の湖・蛇砂川いきもの観察フィールドマップ」としてまとめました。秋より始めた1回/月の調査にくわえ、過去3年のデータもくわえています。4月からもいきもの観察・調査を行います。

2016/01/17

いこま山の幼稚園/小学生の部

 生駒森の遊び活動。子ども達と枯れ木を伐り倒し、竹やぶを切り開く。地面に埋もれていた石を掘り起こし動かす。まだどこをどうするかという計画はないけど、いくたびにどんどん変わるのが楽しい。小さな広場が出来上がり陽がさす、風道が変わる。樹上ではヤマガラのカップルが踊ってた。【2016/01/17】

2016/01/16

西の湖・蛇砂川生きもの観察・調査の会4回目

 西の湖・蛇砂川生きもの観察・調査の会4回目が終わった。全7回の観察会も後半に入る。フィールドワークは楽しい・・・ということが参加者の皆さんに感じてもらえれば良いと考えます。@西の湖【2016/01/16】

2015/10/20

いこま山の幼稚園

 昨年度の遊びの講座でご縁が出来た「いこま山の幼稚園」に伺う。近鉄生駒駅から徒歩15分の森が幼稚園の教室でもあり園庭でもある。建築施設は一切無く、晴れの日も雨の日も雪の日も森の中で子ども達は過ごすという。今日、子ども達は早弁を食べ、森の中を思う存分駆け回ったあと、ツブラジイの実を拾う、その後先生が絵本を2冊読み聞かせ。子ども達の今日一日はこれで終わる。驚いたのは、子ども達の身体能力と集中力。先生達の子ども達に任せる姿勢と環境がいいだけに、森遊びを通して子ども達が得るものは大きい。さてこの森で何が出来るか【2015/10/20】

2015/10/09

草津市子育てサポーター養成講座

 本日は「草津市子育てサポーター養成講座はじめのいっぽ研修会」で「自然の中で学ぶこと・自然が教えてくれること」と題して、子ども達がおかれている状況と子ども達に必要なこと、大人がすべきことをお話ししました。前半をスライドで今までの活動を紹介、後半は参加者の方々のご意見ワークショップ。無事終了です。【2015/10/09】

2015/10/05

新しいプロジェクトと山葡萄の収穫

 新しいプロジェクトの計画地に山葡萄の畑があります。建築家の計画では全てを伐採となっていましたが、こちらの提案で全部ではありませんが残して活用することが出来ました。今回はこの山葡萄についてのレクチャーを持ち主さんから聞きました。今はちょうど収穫の季節です。今まで育てて来た農家のご主人のお話を聞くに、今までの苦労や愛情をものすごく感じる。これら見事な山葡萄を残すことが出来て良かった。これほどの価値を持ち、今後の施設運営に活かせる資源に魅力を感じない建築家の考える計画は理解できません。【2015/10/05】

2015/09/30

子育てサポーター養成講座にてお話

 平成27年度子育てサポーター養成講座にてお話をさせていただきます。10月9日(金曜日)午前10時〜11時30分 @大津市8階大会議室。講題は「自然の中で学ぶこと、自然が教えてくれること」。子ども達がおかれている社会環境と自然環境、彼らとの協同の場づくりがなぜ必要か、森遊びが意味すること、生物多様性と子育てなど、今までの事例も含めお話をします。

いきもの観察の会〜西の湖・蛇砂川2015年秋・冬編〜

以前から企画してきた「いきもの観察の会〜西の湖・蛇砂川2015年秋・冬編〜」がいよいよ始まります。主催:NPO法人 子育て研究会。詳しくはチラシをご覧下さい。

2015/07/19

しが子ども体験学校2015夏

NPO法人子育て研究会が行う、「しが子ども体験学校2015夏」に講師として参加します。

①7月22日(水)  自然観察会(滋賀県大津市千野)終了しました
②9月6日(日) 自然観察会(京都市京都御苑)終了しました
③10月18日(日)寄せ植え体験(守山市) 終了しました
③10月25日(日) 秋の里山散策&ネイチャークラフト(栗東市井上こんこん山)
④11月22日(日) 冬の里山散策&野外クッキング(栗東市井上こんこん山)

参加ご希望の方は、NPO法人子育て研究会までご連絡下さい。

NPO法人子育て研究会 TEL:077−585−4884 FAX:077-577-3335
E-mail  kosodate@fmc-pair.jp

2015/07/01

山葡萄畑と計画地

 新しい計画への参加。先般、計画地に行ってみると3段の畑の1面が葡萄畑。既にクライアントが施設計画を依頼した建築家は、この畑を真っ平らな更地して、つまり農家が永年守って来た段々の畑を平坦に(造成的に無理なのだが)し、この葡萄畑も無くしてしまうという。訳あってこの畑を手放すという決断をした農家の主人だが、畑への愛着やこれまでの話を聞くにつれ、やはりこの葡萄畑は残し活用することが最善の策と確信を持つ。小さくともここに残る土地や人の記憶・周辺の風景に対して何の愛着も敬意も持たない建築家の罪は大きい。なんとしても残して良かったなと思えるプランを立てないといけない。【2015/07/01】

2015/06/06

西の湖自然観察

 小学校の親子プログラムの前半に西の湖自然観察を行った。カイツブリの営巣も確認できた。のんびりと歩くことの大切さをあらためて感じる。後半は、今年行う「親子プログラム」のプログラムを皆さんと考えた。【2015/06/06】

2015/06/02

植物がつくる風景

 麦畑の中に咲くヤグルマギク。人為的につくろうとしてもこうはいかない。@伊那谷【2015/06/01】

2015/06/01

農家が生み出す地の紋様

 新しいプロジェクトの場所。農家のつくる「地の紋様」は興味深い。作業のおじさんのお話も大変に興味深い。@伊那谷【2015/06/01】

2015/05/26

サイン取り付け工事

本日は、ヴォーリズ学園(旧・近江兄弟社学園)の進路指導室ラウンジのサイン取り付け工事。サイン製作は、茗荷恭介氏。【2015/05/26】

2015/04/30

森遊びの実践報告/都市緑化技術96号

森遊びの実践報告が「都市緑化技術96号」の「みどりの話題ウォッチング/みどりのNPO」に掲載されました。発表の機会を頂いたことに感謝します。

2015/04/25

里山の森遊び/バウムクーヘンを焼く

 NPO法人子育て研究会の森づくりワークショップで「森のバウムクーヘン」を焼く。「森の」と題したのは、伐採したコナラの薪と竹林から伐り出した竹材を使用したから。今日は、春の暖かさを通り越した夏日。この暑さの中での焚き火は、ちょっと辛い作業だが子ども達は、長さ45cm、直径15cmの大きなバウムクーヘンを2本見事に焼き上げてくれた。90分近くもかかってしまったが正真正銘の「森のバウムクーヘン」は見事な美味しさだった。【2015/04/25】

2015/03/08

里山の森遊び

 栗東市の里山地域にある森で子ども達と森遊びをしました。今日の森遊びは、以前から建てらていた自然観察小屋の痛み出始めたので、その改造です。自然観察小屋から自然観察デッキになりました。子ども達にとって小屋づくりもりっぱな森遊びのメニューです。湿地ではイノシシのぬた場、林道沿いの木の幹にはシカの毛がありました。

2015/03/06

モザイク平板の設置

 幼稚園の子ども達と作ったモザイクタイルの平板(計10枚)を設置しました。もうすぐ卒園式、今回の平板は卒園する子ども達の記念になりました。子ども達にとっては作業から道具まで全て初めて見るもの、まさに”かぶりつき”とはこの状態。少々のお手伝いもありました。設置作業は、佐々木さん(創苑=写真)にサポートして頂きました。