2012/08/27

小学校クラスの専用庭工事始まり(1)

 近江兄弟社小学校の新キャンパスの庭工事(木の回廊の続き)が始まりました。ここでは複数年学級が一つになる「ホーム」という新しいクラス構成の試みが行われる。今回はその「ホーム1」の庭です。工事は地元の庭工房にお願いする。ここでは設計自体はさほど大切ではなくあくまでも事業費の設定と場のイメージづくり、大切なのは現場での監修が場づくりを左右するので小さくとも気がぬけない。うっかりするとどんどん工事が進み、後に戻れない。完成は9月15日を目標とします。@浅小井、近江八幡市【2012/08/27】

2012/08/24

庭を旅する/第十歩 六甲高山植物園 ★★★☆☆

 今回は、神戸市にある六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)に行ってみた。説明では「植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー株式会社に委託されている。園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9℃である。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している」とある。下の駅からバス〜ケーブルカー〜バスを乗り継いで植物園に行く。まわりが自然樹林のために広く感じるが、実際は1時間もあれば観るに十分な広さと内容だった。メインは「高山植物園」と名がついているようにアルパインプランツのエリア(写真下)。様々な高山植物類が植えられ充実していた。ただし周囲を樹林に囲われたアルパインプランツっていうのも違和感あるけど、人為的に植えたのだからしかたない。むしろ谷のしみ出し水を活かした小さな谷がきれいだった。春であればクリンソウなどが見事に咲く風景が想像できた・・・が残念ながら両エリアとも花期は終わっている。今度は来春に行ってみよう。【2012/08/23】

2012/08/18

歴史的建造物の床修理

 近江兄弟社学園には、創立者のヴォーリズ設計の建物で国の指定文化財にもなっている「教育会館」がある。この建築物は学園がこの場所に移った1931年(昭和6年)に建てられた今の学園で最も古い建物。学園の色々な催し物に使用されている。この教育会館の床の一部を大工さんが補修。18mm程の堅材(材種は不明)の下はアスファルトルーフィングが敷かれ、その下には幅150mm程の杉板が45°の角度で張られていた。さほど難解な作業でも構造でもないが、この手の仕事を見るのは面白い。@近江兄弟社学園【2012/08/18】

メタセコイアの夏バテ

 一昨年、学校のグラウンドの隅に植栽したメタセコイアがこの夏の暑さと水不足で枯死寸前の状態と判った。植栽をしていただいた造園屋さんに連絡するも今日は土曜日でお休み。応急処置として近くのホームセンターでムシロと麻テープを入手。脚立で届く高さまで幹巻きを施す。たった一時間少しの作業で全身汗まみれ。シャツをしぼれば汗が滴り落ちる。作業の後、雷雨に強雨、炎天下で耐えてきたメタセコイアも少しは楽になっただろうか。@浅小井校舎、近江兄弟社学園 【2012/08/18】

2012/08/08

自販機の節電

自動販売機不要論もあるが、24時間消灯の自販機、そして設定温度も少し高め、これでいいのだ。今までの異常さにみんなが気付く。@札幌市 【2012/08/05】

2012/08/01

空が広い町/気持ちのいい地方感

 仕事で山口県宇部市に行く。待ち合わせの草江駅に降り立ち、その空の広さに感動。地元の大学生に「空が大きく広い」ことを話すと「高い建物がないからでしょ」と一言。確かに高い建物はさほど見当たらない。はたしてそれだけが理由か? ここは空気の透明度そのものが違う、どこまでも澄みきった空、緑が濃く勢いのある樹木、生命力にあふれる草花、町の中を複雑に流れる水路、そして地形の細かなひだ、何事も許容してしまうような空間・・・この地方感がものすごく気持ちいい。【2012/08/01】