今日は、来年度から実施される京都市動物園構想市民会議に出席。春から始まった全五回開催の最終日。計画会議後には「おむすび会議」なる門川市長参加の懇談会的会議。会議の際に正面に映し出されていた動物園のロゴを見ている時に気づいた。このロゴには動物園構想のヒントが隠されているではないか!
さっそく「おむすび会議」で市長に話す。漢字は縦に、右から読むのが正しい。つまりこのロゴには3つの言葉があります。「市園」、「都物」、「京動」の3つ。
まず最初に「市園」=「市民の園(その)」、これは京都市動物園は市民の発意で作られた動物園(=日本で最初の動物園、1903年=明治36年、大正天皇ご成婚記念としてできた、ちなみにそんな経緯もあって名に「市立」とついていない)である歴史と背景を大切にしてもらいたい。そして岡崎公園の中で大きな役割をもつ園であるということ。これからも市民の「園」としての役割と存在を大切にした整備が必要。
二つ目に「都物」、これはそのまま「都の物語」。歴史的な物語、「琵琶湖と動物園を結ぶ疏水・動物園と北山を結ぶ緑」=生態系の物語、岡崎公園一体の文化施設としての物語・・・などなど地域と歴史のストーリーを大切にした整備が必要。
三つ目に「京動」。つまり先の二つを大切にすることで自ずと「京都が動く」と・・・新解。
懇談会後、市長が一言。「あの新解はよかったな。それと「都物」京都は"物づくりのまち"なんやね・・・これも大切にしたいな」と。
まあ、僕の勝手な言葉遊びはともかく、今年はアミメキリン(音羽と命名)とブラジルバクの赤ちゃんが誕生した。今までにも沢山の動物がこの動物園で生まれてきた。この動物達にとって故郷となる動物園の環境を整えることが一番大切なことである。今後の展開が楽しみ。2009/10/09
京都市動物園ホームページはこちら → http://www5.city.kyoto.jp/zoo/
0 件のコメント:
コメントを投稿