2011/12/01

エッフェル塔を緑で覆う「巨木化」計画


 パリのシンボル、エッフェル塔を60万本の植物で覆い隠し、巨大な木に変身させようという計画が持ち上がっているらしい、インターネットのニュースで知った。以下にニュースの抜粋【この計画を考案した仏企業ジンジャーは30日に発表した声明で、この計画が自然と人類の共存を象徴できるとした上で、「都市の中心に自然が戻ってきた新たな未来を想像することがエンジニアの役割」と強調した。今のところ、パリ市役所やエッフェル塔の管理会社には正式な了承は得られていないが、計画が実行に移されれば、エッフェル塔が昆虫や鳥の生息場所としての機能も果たすようになることが期待される。フランスの地元紙によれば、同計画は来年にもスタートする可能性があるという。】はたしてこの計画がどれほど具体的なのか、本当にそのなことが出来るのか、パリのような生物の多様性に欠けると思われる環境において本当に生息環境としての役割を果たすのか疑問だが、創造的で面白い。日本のスカイツリーはエンジニアの力の象徴かもしれないが、こちらがエンジニアの想像力と芸術の象徴みたいに思う。どうも発想の根本がやっぱり違うなと思う。アイデアは自由なんだから、永続的には出来ないかもしれないが、短期的には可能かもしれない。実は今や話題もさった「スカイツリー」が本当に緑の塔であればいいのにと何度思ったかことか。とても楽しみな計画です。【2011/12/01】

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