近江兄弟社小学校の新キャンパスの庭工事(木の回廊の続き)が始まりました。ここでは複数年学級が一つになる「ホーム」という新しいクラス構成の試みが行われる。今回はその「ホーム1」の庭です。工事は地元の庭工房にお願いする。ここでは設計自体はさほど大切ではなくあくまでも事業費の設定と場のイメージづくり、大切なのは現場での監修が場づくりを左右するので小さくとも気がぬけない。うっかりするとどんどん工事が進み、後に戻れない。完成は9月15日を目標とします。@浅小井、近江八幡市【2012/08/27】
2012/08/27
2012/08/24
庭を旅する/第十歩 六甲高山植物園 ★★★☆☆
今回は、神戸市にある六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)に行ってみた。説明では「植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー株式会社に委託されている。園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9℃である。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している」とある。下の駅からバス〜ケーブルカー〜バスを乗り継いで植物園に行く。まわりが自然樹林のために広く感じるが、実際は1時間もあれば観るに十分な広さと内容だった。メインは「高山植物園」と名がついているようにアルパインプランツのエリア(写真下)。様々な高山植物類が植えられ充実していた。ただし周囲を樹林に囲われたアルパインプランツっていうのも違和感あるけど、人為的に植えたのだからしかたない。むしろ谷のしみ出し水を活かした小さな谷がきれいだった。春であればクリンソウなどが見事に咲く風景が想像できた・・・が残念ながら両エリアとも花期は終わっている。今度は来春に行ってみよう。【2012/08/23】
2012/08/18
歴史的建造物の床修理
近江兄弟社学園には、創立者のヴォーリズ設計の建物で国の指定文化財にもなっている「教育会館」がある。この建築物は学園がこの場所に移った1931年(昭和6年)に建てられた今の学園で最も古い建物。学園の色々な催し物に使用されている。この教育会館の床の一部を大工さんが補修。18mm程の堅材(材種は不明)の下はアスファルトルーフィングが敷かれ、その下には幅150mm程の杉板が45°の角度で張られていた。さほど難解な作業でも構造でもないが、この手の仕事を見るのは面白い。@近江兄弟社学園【2012/08/18】
メタセコイアの夏バテ
一昨年、学校のグラウンドの隅に植栽したメタセコイアがこの夏の暑さと水不足で枯死寸前の状態と判った。植栽をしていただいた造園屋さんに連絡するも今日は土曜日でお休み。応急処置として近くのホームセンターでムシロと麻テープを入手。脚立で届く高さまで幹巻きを施す。たった一時間少しの作業で全身汗まみれ。シャツをしぼれば汗が滴り落ちる。作業の後、雷雨に強雨、炎天下で耐えてきたメタセコイアも少しは楽になっただろうか。@浅小井校舎、近江兄弟社学園 【2012/08/18】
2012/08/08
2012/08/01
空が広い町/気持ちのいい地方感
仕事で山口県宇部市に行く。待ち合わせの草江駅に降り立ち、その空の広さに感動。地元の大学生に「空が大きく広い」ことを話すと「高い建物がないからでしょ」と一言。確かに高い建物はさほど見当たらない。はたしてそれだけが理由か? ここは空気の透明度そのものが違う、どこまでも澄みきった空、緑が濃く勢いのある樹木、生命力にあふれる草花、町の中を複雑に流れる水路、そして地形の細かなひだ、何事も許容してしまうような空間・・・この地方感がものすごく気持ちいい。【2012/08/01】
2012/07/26
木の回廊と草木染め
昨日と今日の2日間、小学校4年生キャンプが改修中のキャンパスで行われた。僕は、キャンプのアクティビティの1つとして草木染めを担当した。キャンパス内で採集できる草類(ヨモギ等)を染料にしたかったのだが、「暑い」なか「熱い」作業を避けるために、常温で管理できる染料「紅花」を用い、手ぬぐいに絞りをつけて染めることにした。先日、完成したばかりの木の回廊が染めたばかりの手ぬぐいを干す格好の場所となった、長いのれんの様でもある。このような面白い風景になるとは思いもよらなかった。@近江兄弟社小学校浅小井校舎【2012/07/26】
2012/07/22
京都御苑・夏の自然教室
今日は京都御苑・夏の自然観察会に参加。いつもの様に野鳥の解説担当。この暑い時期、野鳥はなかなか現れない。鳴き声がするものの続かない。鳥の羽の話、メジロの巣の話などなど・・・昆虫の話も織り交ぜて持ち時間の30分があっと言う間に過ぎていった。参加された方々の熱心さにいつもの事ながら感謝する。@京都御苑【2012/07/22】
2012/07/15
植物園の改修工事は?
7ヶ月に渡る長い改修工事を終えた府立植物園の宿根草・有用植物エリアに行ってみた。新しいエリアの名は「彩りの丘」。ああっ、なんということだ、予想通りかつての歴史的な面影と生態的な環境は、すっかり無くなってしまった。広すぎる園路はコンクリートの照り返しが激しく、まぶしく熱い、水路はコンクリートの三面張り、植物は四角く囲われた花壇に押し込まれている。これでは単なる「ほ場」ではないか。この改修結果を心から残念に、無念に感じる来園者は少なくないと思う。もしこの改修計画に「設計者」が存在したとすると、僕はこの設計者の「貧困な精神性」と「質」まで判る。当分、ここに行く事はない。【2012/07/15】
2012/07/12
電気エネルギーと教育エネルギー その2
NHK/NEWSWEB より
滋賀 計画停電に備え給食中止 7月5日 23時46分
滋賀県大津市は、小学校の給食の調理場がある地域で計画停電の可能性がある日は給食を取りやめることになり、5日、一部の学校で子どもたちが弁当を持参しました。
滋賀県大津市は、小学校の給食の調理場がある地域で計画停電の可能性がある日は給食を取りやめることになり、5日、一部の学校で子どもたちが弁当を持参しました。
大津市の教育委員会は、計画停電で給食の調理場が使えなくなる事態に備えて、調理場がある地域で停電の可能性がある日はその管内の小学校の給食を取りやめることを決めました。
これを受けて、5日は、市内の37の小学校のうち16の小学校で子どもたちが弁当を持参しました。
大津市日吉台の日吉台小学校では、給食の時間になると子どもたちが教室で弁当を広げました。4年生の教室では、担任の先生が「給食とお弁当どちらが好きですか?」と訪ねると全員が「お弁当」と答えていました。
これを受けて、5日は、市内の37の小学校のうち16の小学校で子どもたちが弁当を持参しました。
大津市日吉台の日吉台小学校では、給食の時間になると子どもたちが教室で弁当を広げました。4年生の教室では、担任の先生が「給食とお弁当どちらが好きですか?」と訪ねると全員が「お弁当」と答えていました。
男子児童の1人は「いつも家で食べている味だから、お弁当のほうがいいですが、朝、お母さんが大変そうでした」と話していました。
大津市では、計画停電の可能性がある9月7日まで、夏休みを除き、1校当たり5回程度給食を取りやめることにしています。
大津市では、計画停電の可能性がある9月7日まで、夏休みを除き、1校当たり5回程度給食を取りやめることにしています。
以上まで記事。
この記事を読んで安心した。
担任の先生が「給食とお弁当どちらが好きですか?」なんて聞く辺り、たかが停電、むしろ楽しんでいる雰囲気すら感じる。
担任の先生が「給食とお弁当どちらが好きですか?」なんて聞く辺り、たかが停電、むしろ楽しんでいる雰囲気すら感じる。
2012/07/10
電気エネルギーと教育エネルギー
電気エネルギーと教育エネルギーがつながっているなんて思いもしなかった。
京都市で計画停電が実施されると・・・授業に障害がでるというので公立小中学校や大学までもが一部休校または休講を行うと報道された。
京都市の場合、午後6時の段階で翌日午前に計画停電が実施される見通しになれば、対象地域の公立小中学校は午前中が休校になる。市教委によると、給食がある学校では準備が間に合わないなどの事情があり、停電が回避されても午前の休校は変わらないという。さらに「大阪市では、当日2時間前に午前中の計画停電の実施が決まれば、対象地域の公立小中学校が終日休校になる。市教委は「火災報知機が作動しないなど安全上の問題」と説明。」
さて西隣の大阪では・・・
大阪市教委:小学校は臨時休業。午前に計画停電実施の場合、確定情報が8:30頃に入るため、児童登校後、すぐに下校。緊急の下校に備えて、お子さんに鍵を渡しておくなど、ご家庭で十分に話し合いを。
京都市で計画停電が実施されると・・・授業に障害がでるというので公立小中学校や大学までもが一部休校または休講を行うと報道された。
京都市の場合、午後6時の段階で翌日午前に計画停電が実施される見通しになれば、対象地域の公立小中学校は午前中が休校になる。市教委によると、給食がある学校では準備が間に合わないなどの事情があり、停電が回避されても午前の休校は変わらないという。さらに「大阪市では、当日2時間前に午前中の計画停電の実施が決まれば、対象地域の公立小中学校が終日休校になる。市教委は「火災報知機が作動しないなど安全上の問題」と説明。」
さて西隣の大阪では・・・
大阪市教委:小学校は臨時休業。午前に計画停電実施の場合、確定情報が8:30頃に入るため、児童登校後、すぐに下校。緊急の下校に備えて、お子さんに鍵を渡しておくなど、ご家庭で十分に話し合いを。
これには、どこまで「貧困な精神の教育」と言わざる得ない。電気がなければ教育が出来ないのか。おまけに火災報知機まで取り上げての問題視。関電とグルになっているとしか言いようのない内容。
僕はいくつかの国を旅して、経済的には貧しくとも精神的に豊かな国をいくつも見てきた。満足に教材も、教室もなければ、電気もない、でも教育はされていた。子ども達は優しく、好奇心に満ち、生き生きとしていた。
建築家W.M.ヴォーリズ氏設計の旧豊郷小学校(1937年)は、電灯を使用しなくとも子ども達が学校生活を楽しめ、授業が出来る様に明るく陽光を取り入れる窓の配置を行っていた。電気がふんだんに使用できない環境・時代において教育環境への工夫がされていた。
そのような事を思うと、今回の計画停電は「自分たちが生きる時代と未来」を考えるまたとないチャンスである。なぜ電気不足するのか・電気は必要なのか、リアリティのある授業が今なら出来る。電気を思う存分、温泉地の湯があふれるごとく使用している下で、省エネとかいってもなんら説得力がない。 今こそ、今だからこそ出来る教育をしないといけない。結局、教育にはエネルギーが、原発が必要なのか? 教育には先生のエネルギーが必要なんじゃないの? 国語算数理科社会音楽・・・どれも「停電」を切り口に授業できる。さらに愚かなことは、京都・岩倉にあるS大学までもが 同じことをするらしい。大学でである。時には外で講義をしてもいいじゃないか!むしろ学生は喜ぶ。
これらの対処はまったく職務放棄としか理解できない。むしろ現場の先生はそんなこと思ってもいないと信じたい。一番の問題は上の教育委員会の問題か。
一方、「留守家庭の子どもを預かる市の事業も休みになる。小5男児がいる同市東淀川区の会社員の女性(40)は「子どもを薄暗い自宅に置いて仕事に行くわけにいかない」と心配する。」こんな声もある。やっぱり学校はどんな時でも子ども達のことを第一に考えないといけないと思う。こんな時こそ子ども達の生活に学校が必要なのだ。
では他所はどうか・・・こちらはいたって健康的でまともな対処。
大津市教委:計画停電で給食の調理場が使えなくなる事態に備えて、調理場がある地域で停電の可能性がある日はその管内の小学校の給食を取りやめ。これを受けて、5日は、市内の37の小学校のうち16の小学校で子どもたちが弁当を持参。
神戸市教委:計画停電が実施されても通常通り公立小中学校の授業を行う。小学校では、パンと牛乳など簡易給食にする。
和歌山県御坊市:市立学校給食センターがオール電化のため、市立の小中学校や幼稚園で弁当持参を要請している。
和歌山市教委:市立小学校の給食をやめ、午後は臨時休校にする方針。
どうせ給食の現場でも、食べ残しが多いのだからいっその事、停電時は断食してもいいくらいである。「断食」を勉強にすればいい。「断食」をする国はいっぱいある、国際理解教育って学校でやっているではないか。
そもそも、停電がそれほど問題になることか? 一日くらい電気がなくってもなんら不自由しない、外で授業をすればいい・・・校舎や緑の木陰ですればいい。
そんな時のためにも学校キャンパスは、緑豊かでものすごく素敵でなければいけない。
災害時・非常時には学校は避難場所となる・・・そんな時は電気はおろか水もこない事ぐらいだれもが承知している。日常的にこのような判断がされている自体、今までの災害の教訓はおろか、リスクマネージメントに欠如していると言わざる得ない。
電気がこないから授業はしません、出来ません・・・こんな教育現場(教育委員会)の職務放棄的判断と大津市のいじめがつながっているとしか僕には思えない。問題の質と場所は違えど、その根っこは同じと思うのだ。つまり「職務放棄」であり、「加害者」なのである。
神戸市教委:計画停電が実施されても通常通り公立小中学校の授業を行う。小学校では、パンと牛乳など簡易給食にする。
和歌山県御坊市:市立学校給食センターがオール電化のため、市立の小中学校や幼稚園で弁当持参を要請している。
和歌山市教委:市立小学校の給食をやめ、午後は臨時休校にする方針。
どうせ給食の現場でも、食べ残しが多いのだからいっその事、停電時は断食してもいいくらいである。「断食」を勉強にすればいい。「断食」をする国はいっぱいある、国際理解教育って学校でやっているではないか。
そもそも、停電がそれほど問題になることか? 一日くらい電気がなくってもなんら不自由しない、外で授業をすればいい・・・校舎や緑の木陰ですればいい。
そんな時のためにも学校キャンパスは、緑豊かでものすごく素敵でなければいけない。
不自由は、自由なのである。
災害時・非常時には学校は避難場所となる・・・そんな時は電気はおろか水もこない事ぐらいだれもが承知している。日常的にこのような判断がされている自体、今までの災害の教訓はおろか、リスクマネージメントに欠如していると言わざる得ない。
電気がこないから授業はしません、出来ません・・・こんな教育現場(教育委員会)の職務放棄的判断と大津市のいじめがつながっているとしか僕には思えない。問題の質と場所は違えど、その根っこは同じと思うのだ。つまり「職務放棄」であり、「加害者」なのである。
【2012/07/05】
2012/07/09
2012/07/07
カヌーで水上スケッチ
今日は七夕である、天の川は散歩できなくても、西の湖に通じる(琵琶湖の)内湖はカヌーで散歩できる、ただの散歩じゃつまらないので「水上スケッチ」をする。この「カヌーで水上スケッチ」は、近江兄弟社小学校の親子プログラムでおこなった。今年の親子プログラムは、3部作「水面と空の碧」、「火と土の赤」、「草木の緑」をテーマにスケッチを行い、絵巻物を作ろうと思う。今日はその第1回目。カヌーをこぎ出した最初はみんなはしゃいでいたが、いつの間にかカヌーに揺られスケッチに集中している。草を描いたり、空を描いたり、そして水を描いたり・・・聞こえる音はヨシキリがさえずる「ギョシ、ギョシ、ギョシ・・・」、ヨシ原の「ざわざわ・・・」と風の音、カヌーの船体を打つ「たぷたぷ、たぷたぷ」の波の音。昨夜から朝まで続いた強雨が嘘の様な風の心地よく、ゆったりとしたいい時間だった。カヌーに乗りお弁当を食べる、本を読む、寝る・・・ことはよくある話、でもスケッチはなかなか聞かない。小学校のプログラムとして自慢をしよう。【2012/07/07】
2012/07/05
流れる雲と田んぼの風景
仕事帰り、比良山の方向を見ると南北に伸びる二群の雲が流れていた。水田の緑色と雲の薄紫色がなんとも美しかった(写真では出ません)。足元の水田を見るとすでに水が切られている・・・ちょっと不自然な感じである。この不自然さは区画整理された水田の宿命か。やはりこの手の乾田化された田んぼには鳥の姿は見えない。@近江八幡市白鳥川近く【2012/07/05】
2012/07/02
木の回廊/完成
今日、柱の基礎の仕上げが終わり、全ての工事が完了です。最後に完成の年のナンバーを入れました。後日、木部に「びわこ産材」の焼き印を押します。これからどのような使われ方がされるのか楽しみです。【2012/07/02】
2012/06/25
2012/06/24
どうなる宿根草・有用植物園?
「どこにでもある植物園になってしまったな、あの魅力を残して欲しかった」
府立植物園のファンとしての第一印象である。
自分も一人の設計者なので、他人の現場を見ると様々なことが理解・想像できる。言い換えれば、苦悩も工夫も・・・そしてごまかしも、手抜きも判る。今日は、昨年より半年以上に渡り工事(6月30日完成予定)が行われている京都府立植物園の宿根草・有用植物エリアの出来を楽しみに見てきた・・・残念ながらこれは改悪の一言に尽きるのと思う。
僕は現場を見て二つの問題があると思った。
まず一つ目は計画・設計内容:この植物園は他国にだしても恥ずかしくない歴史(*1)と内容だと思う。今回整備されているエリアは昨年までエリア内に二つの小さな池を持ちさまざまな種類のトンボ池の生息地だった、つまり植物と昆虫の生態が連携していた。また園路は「芝生」で多くの見学者が裸足でさまざまな植物を巡り歩くことが出来た。幼児にとっても快適な環境だった。植物の展示はもちろんこと、この2点はエリアの魅力をよりいっそう強くしていた。それが見るも無惨な結果である。池はコンクリートの三面張りの垂直護岸(写真下)。今やこんな工法は古い。園路はコンクリート(写真上)、管理は楽だろうが快適さ大きく下がった。この設計をした技術者は、おそらく今までの魅力を見誤ったのだと思わざる得ない・・・どころかそれまでここに来た事も満足になかったのかも知れない。小さな敷地だからこそ活かせる工夫や魅力づくりが出来たはずである。
二つ目の間違い:施工業者が「植木屋」。 植物園の指導はどこに行った?これでは単なるどこにでもある都市公園造園ではないか。ロックガーデンの配石は造園的でもないし、ましてや自然の岩山のガレ場をイメージするものでもない。ここは植物園である生態的配慮の上で、景観的な造作がされるべきだろう。場づくりの上で生態的な視点を持つ造園家、園芸家に監修を任せるべきである。
植物の充実や生育はこれからの仕事で、5年、10年と良くなっていくだろう。しかし、土台である基盤整備が間違えば、植物園全体の魅力をも左右しそうだ。大きな費用を伴う今回のエリア改修は誰のためか、その目的が見てこない。今日は、場づくりの骨格をつくる計画や設計がいかに大切であるかを改めて感じた。
新しいエリアの完成は6月30日、あと1週間。日曜日も働かせる以上はスケージュルが追いついていないのは火を見るよりも明らか。今日の現場を見る限り無理である。 多分、仕事も荒くなるに違いない、仕事とはそんなものである。
植物園の出口で帰りに「30日に完成できるんですか? 工事中のエリア、前の方が良かったですね」と職員の方に投げかけると、「形だけでもしないとね」そして小さく「そうだと思います・・・」と返ってきた。なんだかもったいない工事しているな。
*1: 日本の植物園では京都府立の植物園日本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に開園した。1946年(昭和21年)から12年間は連合国軍に接収され閉園を余儀なくされたが、1961年(昭和36年)4月に再開した。
2012/06/23
木の回廊/床仕上げ
台風の雨風を避けて一休みしていた木の回廊の床仕上げも再開。今日は回廊の東半分の床部コンクリートの打設(だせつ)と、表面のハケ引き仕上げまで進んだ。レンガ部にはコンクリートが付着しない様に養生テープ(以前のT工務店の現場では再三の忠告にもかかわらず養生テープを貼らずに工事を進め、あとで大変な作業が出てしまった)を貼り、丁寧な仕事が続く。職人さんもこちらの意図を汲み取ってくれる様になった。西半分は月曜日にコンクリート打設がされます。 @浅小井【2012/06/23】
2012/06/19
木の回廊/モザイク平板
木の回廊の床部縁のレンガ縁石は施工完了。毎柱間に「モザイク平板」が入ります。全部で14箇所あり、まずはその位置決めと型枠設置。今回は14箇所の内4箇所をモザイク作家の外村まゆみさんにお願いしました。残りの10箇所は今後、小学校の卒業記念や子ども達の作品が入る様に工夫しました。
まず最初に入るモザイク平板(大理石を細かく割って絵を描いています)が現場に届きました、絵柄のモデルは浅小井の新しい校舎を守る4匹の神様(生きもの)です。 ご紹介はもう少し先にします。表面に貼った保護のためのテープは完成までとりません。【2012/06/19】
2012/06/18
木の回廊/基礎の色試作
木の回廊の基礎柱は、コンクリートですが表面は「松煙」を混ぜたモルタル仕上げです。柱の色に合わせた少し凝った仕上げです。左官の職人さんに色見本を作って頂きます。実際は試作品よりもう少し薄いものとしました。【2012/06/18】
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