善光寺花回廊(開催期間:4月29日〜5月5日)まであと2週間、準備もあと少しで山を越す。この急激な寒さ・暑さの日々、花の成長が心配なところとなる。【2010/04/14】http://www.nagano-saijiki.jp/hanakairou/

善光寺にほど近い場所に魅力的な施設を見つけた。この「善光寺外苑西之門」は、吟醸生酒と善光寺みその 醸造元で善光寺境内に隣接する清酒工場を核とする複合観光施設。 施設は明治、大正、昭和初期までの七棟と平成七年新築の工場棟と飲食棟と、これらに囲まれたレンガ敷の中庭により構成されている。中庭の広場は、その傾斜地形を小段でうまく活かしている。広場周りに桜が樹冠を覆い、アーチはツルバラが這っている・・・が残念にも広場に置かれている草花鉢は全部パンジーの単植、さらには植木鉢は全部プラスチック。これが素焼きテラコッタ鉢の寄植えならばもっと魅力的な場所になるはず。【2010/04/11】
「オープンガーデン」という言葉・行為がある。これは英国で1920年代、庭園をもつ人々がそれぞれの庭を一般に開放し、社会貢献しようというムーブメントから始まった。そして現在ではイギリ全土3500箇所以上でオープンガーデン活動がされている。そのガイドブックは「イエローブック」と称して毎年3月に発行され、駅のキオスクでも簡単に入手できる。現在、日本でもそのオープンガーデン活動が行われつつある。そんなオープンガーデン活動団体の1つ「オープンガーデン オブ 信州(OGS)」の春の総会(4月11日)で庭についての話をする機会を頂いた。今回、僕が選んだテーマは「庭にはイノチの風が吹く」。話の前半は「庭への日頃の思い」、後半は「庭を旅する=イギリスの庭」の話をした。
近江兄弟社学園(近江八幡市)の武道場の庭(環境緑地)がほぼ完成。正面に見えるのが本部・中学校校舎、道路を隔て左側が新しくできた武道場。緩い曲線の園路はスクールバス通路。つまりこの広場はスクールバスの乗降場である。ただしスクールバスの運行は朝夕の一時的なものなのでそれ以外の時間は出入り口に車止めパイロン(コーン)を置いてもらい広場的な活用をお願いした。緑地には、樹木に加え宿根草類を多めに植え込んだ。細かな草花類が多かったので最後は造園屋さんに任せずに自分でアレンジしながら植え込む。最後にラベルを付けて完了。先にほぼ完成と言ったのは壁面緑化のためのネット設置、屋上部の緑化ポットの試作・設置が残るから。これから季節の変化で木々の花が咲き、草花も成長する。今年は期待薄だが来年は株も充実して楽しめると思う。建物の樋の一本に雨水貯留タンクを設置した、さすがに屋根が大きいのですぐに満タンになって、こちらは早速機能している。【2010/04/05】